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手合わせ ページ24

空気が緊張し、静寂が訪れる。

どちらとも無く走り出し、二つの影がぶつかった。
目には見えない様な速い突きや蹴りが交錯する。
片方が蹴ったと思えばもう片方が避け、、突きを繰り出す。
しかし数を重ねる毎に段々押されて行く片方。
一度間合を取る為に押されていた方が後ろに跳躍した。
「なかなかやるじゃねェか。しかしまだまだ甘いぜっ!」
そんな声がすると一気に間合を取る為に跳んだ相手に詰め寄り、蹴りをいれた。
『ぅ、ゲホゲホゴホッ。』
否応無しに壁に叩きつけられ、咳が出る。
「此れで終わりか?」
『まだですッ!』
壁に叩きつけられて尚、立ち上がり相手に飛び掛る。
あっさりと避けられ、また壁に叩き付けられる。
すると、流れが変わった。
強烈な蹴りを避け、逆に蹴り返した。
今まで叩き付けられていたばかりだったが蹴り返す事が出来た様だ。
ただ、少しズレただけで足を掴まれ、
「これで終わりだ。」
投げられた。地面に亀裂が入るほどに叩き付けられたが、意識はあった。
ーーAsideーー
身体中が痛い。もう反撃は望めないだろう。

『参りました…』

絞り出す様に声を出し、降参した。

「俺相手に良くやったと思うぜ?反撃をくらって位置がズレるなんて初めてだ。
大したもんだよ、手前は。鍛錬を積めばもっと良くなる筈だ。」

そう褒めてもらえた。

『有難う…ございます。あの…異界の技術使って良いですか?回復を…したいのですが…』

「ああ、悪いな、もう異能使っても良いんだぞ?手合わせは終わったんだ。」

『有難う…ございます。〔光の加護〕』

ああ、痛かった。ほぼ治ったけど此れ痣残るな。

むくりと起き上がり、

『あの、中也さんも回復した方が良いんじゃ無いですか?』

「俺は別に平気だぜ?取り敢えず立てるか?」

此処には優しい人しかいない気がする。

『はい、何とか。』

手を貸してくれた。やっぱり凄いな。背が低いのに力はある。

「おい、お前今失礼な事考えただろ?」

『いえそんな事無いですよ?』

本当の事言ったら絶対回復した意味が無くなるまでぼろぼろにされる。

「そうか?」

疑わしい目で見られた。

『まぁ戻りましょう。
出来たらで良いんですけど、体術の稽古を付けて貰えませんか?
私の上司、芥川さんなので体術の稽古あんまり出来て無いんですよ。」

「ああ、俺で良ければな。取り敢えず連絡先交換した方が良いだろ。」

『そうですね。此れから宜しくお願いします。』

体術の師が出来た。

何故→←入社1ケ月後


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猫になりたい(プロフ) - くろぉばぁさん» ありがとうございます!もう一つ書いている方がもう直ぐキリのいいとこまで行くのでそうなったらリメイクなどしようかと思ってるので、頑張ります! (2017年2月21日 18時) (レス) id: bd5199beaf (このIDを非表示/違反報告)
くろぉばぁ - 続きを楽しみにしてます! (2017年2月21日 18時) (レス) id: f61dc6bc39 (このIDを非表示/違反報告)
猫になりたい(プロフ) - お気に入り登録1人ありがとうございます!♪( ´▽`) (2016年12月24日 14時) (レス) id: bd5199beaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫になりたい | 作成日時:2016年12月10日 22時

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