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4(過去話) ページ5
しかし、なにもせずに声優になんてなれるわけがない。
だが私はその時既に22歳で、国家試験を目前に控えた看護学生。
いまさら、声優になりたいなんて言い出せるわけがなかった
今まで散々親にも迷惑をかけてきて、私だけでなく親の喜びでもある看護師という夢。
それを投げ捨てる勇気は私にはなく、
(それなら、看護師になってから声優の学校に通おう)
と思い始めた。
もちろん、簡単なことではなかった。
夜勤専属の看護師の募集を探して
朝昼は学校で声優の知識を学び
夜は夜勤で働く日々をすごした。
この時の平均睡眠時間、絶対3時間なかった……
でもこの2年間なんとか乗り切ることができ、
驚くべきことに81プロデュースに所属することにもなった。
そして、モブキャラではあるがアニメにもようやく出れるようになったのだった。
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作者名:りゅか | 作成日時:2020年5月2日 2時