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結局3人での飲み会は前の飲み会から3日後に決行されることとなった。
(なんで、なんで人気声優のお2人こんなにすぐに集まれるの……)
まだどうすればいいのか決めかねていた私は内心そんなことを思った。
斉藤・西山「お疲れ様〜」
『お、お疲れ様です!!』
西山「でさ、Aちゃん!
早速本題だけど前の続き、江口さんのことどー思ってる?
と言うより、気になってるよね……??笑」
『へ……???』
きっと今の私はものすごくアホみたいな顔してると思う。
西山「僕はアニメのアフレコとか飲み会とかで何回か見ててそうなのかな?と思い始めて、」
斉藤「それでこの前、この質問した時の反応で2人でほぼ確信したんだよね、、、違った?」
『え、ええぇぇぇえ……
あの、ほんとに江口さんには言わないでください……』
西山「言わないよ〜笑
僕らもAちゃんに協力したいだけだし!!」
『そう言ってくださるのはすごく嬉しいんですけど……どうしてなんですか?』
西山「いや、パイセンってさ、普段は女っ気がなかったのに急に彼女ができたってなったと思ったらろくでもない女だったりするわけ。
パイセンはルックスもいいし、高身長、パイセン自身がいっぱい使うけど収入もあるし、性格も優しくて面白いって非の打ち所がないような感じじゃん。
女の人はたくさん寄ってくるんだけど、パイセンがその気になかなかならないからまともな人が寄ってこないのかもね……。
だからもちろんAちゃんを応援したい気持ちもあるけど、僕達はパイセンのことが心配なんだよ(笑)」
斉藤「前からAちゃんの話は宏太朗から聞いてて、だから会ってみたいって話にしたんだよね(笑)
もしあの時拓也さんが呼ばなかったら宏太朗が呼んでたよね(笑)」
西山「そーだね(笑)
んでAちゃんがパイセンに気があるなら、Aちゃんはすごく真面目で努力家で、優しいし!
パイセンのこと助けてくれないかな〜と思ってたんだよね。
だから応援するの。」
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作者名:りゅか | 作成日時:2020年5月2日 2時