声優と看護師！！【江口拓也】 (ページ16)

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アニメのオーディションに受かってから少しずつ事務所に行く用事も増えてきた。

新しい台本もらいに行ったら、また別のオーディションの話を貰い、

なんとそのオーディションにも受かることが出来た。

予定を合わせに行ったり、ボイストレーニングをしていただいたり……

和志田｢岡田さん、ほんとに最近調子いいね！！

次の江口さんのラジオ道場、岡田さんにしようかって話が出てるんだけど、ラジオ道場はわかる？｣

『はい！聞かせていただいてます。』

和志田｢そっか！！なら話が早いし仕事受けても大丈夫かな？

別の仕事の方は大丈夫？｣

『金曜日ですよね……？

大丈夫です。よろしくお願いします！』

和志田｢じゃあ、また打ち合わせの日程とか連絡するから！

この調子で頑張ってね！！｣

え、あのラジオ道場出れるんだ……！！！

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数日後、打ち合わせの日。

江口｢あ、Aちゃん！！ラジオ道場頑張ろうね～｣

『はい！』

スタ｢じゃあ打ち合わせ始めますね

まず、岡田さんこのラジオがどんな感じかは知ってるんだよね？｣

『はい、拝聴させていただいてます。』

スタ｢なら早速、岡田さんのラジオの番組名から決めていこうか。

なにか特技とか、自慢出来ること、ある？｣

特技、かぁ……

正直私はそんなに自分にも自信がなくて、昔っから特技と言える特技なんてないんだよね……

『特技、ですか。』

江口｢看護師、は？｣

スタ｢看護師？｣

『あ、えっと……特技では無いかもですが、看護師もやらせていただいてます。』

スタ｢へぇ！そうなの！？

それは、世間に公表している話？｣

『まだ公表はしてないって言うか、まだそのチャンスすらなかったって言う感じですね。

ラジオに出るのも今回が初めてなので……

でも病院側にも話してあって、人前に出ない夜勤専従なので公表しても大丈夫です。』

スタ｢おけおけ！ならその方向で行こうか。｣

その打ち合わせで結局まとまったのは

〝岡田Aのナースステーション！！〟

という番組名で、1回の番組中に1つ、このような症状が出た時の正しい対処を教えてもらおう！といった番組になった。