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第7話 ページ8

小「あ、グレン様!帝鬼軍の幹部会議からお帰りになったんですね!」





あ、一瀬中佐だ。





グ「小百合か、帰った。つかなんだこの騒ぎは」



小「それが…」



『見ての通りですよ一瀬中佐』





2人の方をを指さす。





グ「ま〜たあいつらか…」



優「ちょっ君月待て!グレンの馬鹿がいるぞ!」





仮にも中佐を馬鹿呼ばわりか。





優「おいグレン!てめぇいい加減俺に鬼呪装備よこせよ!!俺は吸血鬼どもに復習するためだけに生きてんだぞ!!なのになんでこんなとこでクズどもと一緒に授業なんか…」





立ち上がって百夜くんの顔を掴む。





『へぇ…クズってのは私も含まれてるんですかね?心外ですね』



優「いっててて!離せよ莉央!俺は馬鹿グレンに用があるんだ!!つか何処からそんな力出るんだ?!」



君「いいぞ宮地。そのまま押さえておいてくれ」



『ん?わかりました』



優「了承すんじゃねぇ!!」





君「一瀬中佐説明してもらいましょうか。何故クラスを10日以上も失踪していたのでしょう。もう我々には鬼呪装備契約のための実力はあると思いますが」





ちょっと待って。それには私も入っているのか?





グ「へえ、お前らクズどもに鬼と契約できるだけの実力があるって?」





百夜くんが暴れて鬱陶しいので手を離す。





優「あるに決まってんだろ!君月のクソにはないとしても俺にはある!!」



君「てめぇは黙れよ!!」



優「てめぇこそ黙れ!!」





そしてまた殴り合いが始まった。



…もう私は止めない。流石に諦めた。



でも才能関係なく、ここにいる人間で鬼に対しての心の安定度が高いのは…





『…圧倒的に早乙女くんなんだよね』



与「え?宮地さん何か言った?」



『なんでもないですよ』





聞こえてなかったのならいい。





グ「じゃあー、ま。めんどいの嫌いだしちょっと1回こいつらの能力試してみっか」





一瀬中佐は刀を抜き出す。





小「ちょちょうそ!?グレン様!?」



シ「…ありゃ、まさか中佐攻撃するつもりですか?」





シノアさんが立ち上がる。瞬も立ったのが見えた。





グ「死んだ奴は…あ〜。修練足りてなかった自分を恨め」





そして刀を床に突き刺した。



その瞬間、教室が鬼の気配に支配される。





『うわぁ…これは予想外です』



優「があ?なんだこれ」



君「し…心臓が締め付けられ…」



与「え?え?みんなどうしたの?」



シ「……ん。」

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作者名:彩夜 | 作成日時:2020年3月28日 17時

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