第14話 ページ15
与「ははは」
優「お前が俺と一緒なら……目の前で家族を喪ったんなら仲間を殺せるわけないんだ!!だから早く目を覚ませよ!!馬鹿与一っ!!!」
瞬が早乙女くんを撃とうとするのを手で制する。
『きっともう大丈夫』
何故か直感がそう告げている。
与「じゃあ死ね」
グ「おい与一!!てめぇはまたベッドの下で家族が死ぬのを見てるつもりか!!いいからさっさと出てきて仲間を守れ!!」
その言葉が終わると同時に早乙女くんが弓を放つ。だがそれは百夜くんの顔の横を通っていった。
『…おかえり』
与「うわあああああああああ!!」
早乙女くんが百夜くんに抱きつく。
シ「うそっ…」
瞬「ありえない…」
君「も、戻ったのか!?」
優「よっしゃよく戻った」
ポンポンと早乙女くんの頭を撫でる百夜くんはまるでお兄ちゃんみたいだ。
与「ゆ、優くん…」
だがそこで一瀬中佐が2人に近づいて…
グ「戻んのが遅せええええ!!」
優「ぎゃあ」
何故か百夜くんを蹴った。
瞬「まさか中佐はこうなるとわかってて…」
グ「俺は別にガキが死のうがどうでもいい派だ」
シ「その割には最後ちょっと焦ってたように見えましたけど」
グ「死ね」
シ「あはは」
グ「いいから死ね」
一瀬中佐はシノアさんに対する態度がかなりひどいと思う。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←第13話
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彩夜 | 作成日時:2020年3月28日 17時