男は嫌いです (ページ33)

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No.３２ページ33

望「・・・あのさ、」

「ん？」

望「昨日はごめんな」

「ううん(笑)ちょっとびっくりしたけど・・・

　目黒くんと知り合いだったんだね」

望「おん・・

　ちょっとした知り合いでな」

「それだけ？(笑)」

望「そ、そうや！」

絶対嘘じゃん(笑)

…でもこの事は聞いたらいけなさそう

「そうなんだ・・・」

望「あ、あのさ」

「ん？どうした？」

望「・・・・アイツと関わるなって言ったらどうする？」

「え？(笑)

　別にどうもしないけど....」

望「俺な、Aがアイツと関わって欲しくないと思ってんねん」

「どうして？」

望「今は言えん・・・」

ほら、やっぱりなんかあるんじゃん・・・

「でも、目黒くんってSnowManの人たちと一緒で良い人なんじゃないの？」

望「SnowManの人たちはホンマにええ人たちや

　でも、俺はアイツを認めるわけにはいかんのや・・・」

「そうなんだ・・

　でもね、自分からは喋ることはないとは思うけど、

　相手の方から話しかけられたりすることもあると思うんだ」

望「おん...」

「その時に相手を無視したり、そんなこと自分にはできないよ・・」

望「お前がそんな奴だってことは分かってる
　
　けど今回だけは、俺の頼みを聞いて欲しいんや」

「.....ッ、...。」

望「ごめん！頼む！」

こんな望初めて見た・・・・

こんなに私に頼みこんで来るなんて

だから私は...

「分かった...」

望の頼みを聞くしかなかった・・・・