男は嫌いです (ページ15)

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No.１４ページ15

・・・・・・・。

蓮「ふぁ～...

･･･ねえ・・・・」

「なんですか？」

蓮「暇じゃね？」

「ふはっ！なんですか急に(笑)

　だったら授業に行けばいいじゃないですか(笑)」

蓮「俺勉強できねえし」

「そうなんですね(笑)」

蓮「つーかさ、なんで敬語なの？」

「いや、別に・・・」

蓮「タメ語で話してよ」

「無理ですよ！そんなの」

蓮「じゃあ、こっちに近づいてよ！

　さっきからずーっと１ｍくらい離れたまんまじゃん」

「それも無理です！」

蓮「じゃあタメ語！」

「無理です!」

蓮「別にいいじゃん！

　康二にはタメ語で話してるんだし」

「康二は、幼馴染だし…

　それに、さっき目黒くん『ボチボチ慣れてけば』

って言ったじゃないですか！」

蓮「俺には別によくね？」

「誰でも一緒です」

蓮「ちぇ、しぶとい奴」

「何とでもおしゃっていただいて結構です」

蓮(ぜってータメ語使わせてやる！)

「なんでそんなにこだわるんですか？」

蓮「男性恐怖症直すにはまず、

身近な俺の方がいいんじゃないかなーって」

　(お、俺結構いいこといってね？)

「身近って(笑)

ん～ ...まぁそれは、そうですけど・・・」

蓮「俺、ぜってータメ語で離させてみせるから！

　俺にチャンスちょうだい！」

「.....。別に…ご勝手にどうぞ…」

蓮「よっしゃ！やってやるぞ！」

なんでこの人こんなにやる気なんだろう・・・(笑)

蓮「じゃあ、今日は握手だけってことで！はい！」

「え？」

グイッ

「(ビクッ)」

蓮「握手～ｗｗ

　ふはっ！めっちゃ震えてんね(笑)」

「だってこれは…」

蓮「練習だから」

練習…

ますますこの人が不思議な人に見えてきた…

こんな私に構うなんて何考えてるんだろう・・・・