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あ「狐の呼吸 漆ノ型 狐火白」
白い炎が3人の鬼に当たり、灰となって消えた。
よし!当たる確率低い技だったから何とか当たって良かった!
炭治郎達も頑張って鬼を倒し、9人の鬼を何とか消滅させられた。
しのぶ「はぁ…はぁ…流石に堪えますね…」
実弥「はぁ…はぁ…そうだな…上弦の鬼と同等くらいか?」
煉獄「はぁ…はぁ…いや…それ以上やもしれん…」
実弥「まじかよ…はぁ…はぁ…」
確かに…。煉獄さんは上弦の鬼と戦った。そして、私も上弦の鬼と戦い3人討ち取っている。
此処に居た鬼達は、上弦の鬼より強かった。現に柱である私達でさえ手古摺ったのだから。
ハッと炭治郎達の方を見他瞬間、血の気が引いたのがわかった。
炭治郎「ゲホッ!ゴホッ!」
炭治郎はヒノカミ神楽を使ったうえ、傷を負わされていたため吐血していた。
禰豆子「ムー!」
禰豆子ちゃんも回復に時間がかかるため、血が流れていた。
伊之助「ゲホッ!」
伊之助は腕があらぬ方へ曲がっており、腹部から血が流れていた。
善逸「シィィィィィィ」
四人の中で一番重症だったのは善逸だった。腹部から大量の血が流れており、頭からも血が滴っていた。左腕は深く切られ、出血が酷かった。呼吸で止血しているが、いつまでも保たない。
その四人を、近くで守りながら戦っていた実弥と、しのぶさんと煉獄さんが介抱していた。
私は急いで四人の元へ行こうと足を踏み出した瞬間、私の体に太く長い棘のようなものが貫通した。
あ「ガハッ!?」
地面から!?攻撃を察知出来なかった。そういえば、鬼は10人いたはず!残りの一人のか!
棘を斬ろうと刀を振りかざしたが、いきなり棘が形を変え数本の棘に分裂し体に突き刺さった。
あ「あぁぁぁ!」
あまりの痛みに悲鳴が出る。心臓、肺、内臓全てに突き刺さっている棘によって、激痛がはしる。
実弥「A!!!!」
しのぶ「Aさん!」
煉獄「A!」
3人が助けに来ようと駆け出した瞬間、私を突き刺している棘と同じ棘が地面から出現し煉獄さん達の行く手を遮った。
実弥「な!?」
煉獄「この棘!刀が通らん!」
しのぶ「くっ!技も通らない!攻撃が効かない!?」
3人は刃を何度も棘にぶつけるが、棘は無傷だった。
何とか棘から抜けようと動こうとするたび、棘のせいで刺さっている部分から激痛が走る。体は再生を繰り返し、それが余計に痛くて意識が朦朧として来た。
その時、残りの鬼が現れた。アイツだった…。
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月夜美(プロフ) - お褒め頂きありがとうござります!しかし自身が持てぬのでござる(泣) (2019年7月19日 23時) (レス) id: db3d26a702 (このIDを非表示/違反報告)
大福の神(プロフ) - わいからしたら充分画力があるでごさる (2019年7月19日 22時) (レス) id: 13ce12324c (このIDを非表示/違反報告)
月夜美(プロフ) - ありがとうございます!面白いと言っていただけてとても嬉しいです! (2019年7月19日 17時) (レス) id: db3d26a702 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年7月19日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
月夜美(プロフ) - 毎度毎度申し訳ありません…ありがとうございます (2019年7月17日 10時) (レス) id: db3d26a702 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜美 | 作成日時:2019年7月17日 0時