呪いを受けた狐憑き 二【鬼滅の刃】

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これは鬼の血鬼術かしら。え、超迷惑なんですけど！鬼どこ！この血鬼術使ってる鬼どこ！とっとと倒して早く終わりたい！

見つけられん！千里眼でも見つけられん！てかさっきから城の方から、攻撃飛んで来るんだけど！避けながら探すの大変なんだけど！

あーもー！お城には結界っぽいの張られてるし！多分予想的に鬼は5人。4人の鬼は結界を張りながら、姿を認知出来ないようにしている。

なら、結界を張るのに適している場所にいるはず！

おっしゃぁぁぁぁ！ビンゴ！

私は刀を構え呼吸を整えた。

あ「狐の呼吸 肆ノ型 捕食」

手応えがない！頸を斬っても再生している！？嘘でしょ！これあれだ！本体斬らないと意味ないやつだ！チクショウ！

本体探すの大変なんだけど！しかもコイツ斬ったからか、攻撃してくるし！どんなに斬ってもキリがないんですけど！すぐ再生するし！

あ「狐の呼吸 伍ノ型 狐の嫁入り」

この型は、太陽と雨を出し鬼を消滅させる技。けれど、消耗が激しい為あまり使えない。

うぅ…これでも再生してくるのね！はぁはぁ。不味いな…このままだと追い込まれちゃう。

仕方ない。見様見真似だから、あれだけど技と技を練り込むしかない。

あ「狐の呼吸 六ノ型 天狐ノ炎 神楽ノ舞 宴」

大きな炎が舞、渦を巻きながら城の周辺を囲んだ。

何処からか聞こえた叫びと共に、城の結界が解けた。

安堵すると同時に、疲労が襲う。神楽ノ舞は母が良く使っていたものだから出来たけど…ここまで疲れるとは…。威力も今までのより強いし…。疲れるけど。

呼吸を整え疲労を緩和させる。1時間くらいそうしてただろう、やっと動けるようになり城へと入った。

うわ。暗い。灯りちょうだい。誰か灯りください。見えないです。何も見えないです。灯り恵んで。

あ、ついた。誰？灯りつけたの。有り難いけどいきなりはダメよ！びっくりするから！

千里眼を使うと、地下に囚われた人達が居て、鬼は城の最上階に居た。他に鬼の気配も無い。

よし。先に鬼を倒そう。私は上へ目指そうと走った。迷った。現在地何処。

迷路みたいで進みにくい！階段とか上に上がるためのハシゴとか無いわけ！？走っても無いんだけど！
あ！千里眼使えば良かったんだ！気付けよ私！

で、探した結果隣にあった。暗くて見えんかったわ！ロウソクじゃなくて電気使おうぜ！見えんわ！

階段を登り次の階段へ向かうと、攻撃が飛んできた。

瞬時に体勢を変え、攻撃をかわし走る。

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