百話 ページ9
煉獄さんが泣いてる…責任とってくれだなんて…是非取りたい!と思うんだが…体が動かないや。
声を出すのもしんどい…。血も止まらないし。
後、めっちゃ泣きそう。炭よ泣かんでくれ。お主の涙は弱いのじゃ。
と思ってたら、いつの間にか炭が側にいた。
いつの間に来たんだい⁉足早いね!さすがだね!
伊も泣きながらいるし…煉獄さんが泣いてるのにもびっくりなのに、君らまで泣いたらアタイしんどいんですけど⁉
ぬかった私が悪いんですけどね⁉
あー…でも…ちゃんと呪いを抑える呪術はかけれたから…後は、恋雪さんと…拍治さん次第だな…。
はぁー…死ぬつもりなかったのに…ほんと…私って馬鹿だなぁ…。
また…死んじゃうのか…。
そう思った瞬間、カッと左目に咲いている薔薇が光り輝き始めた。
あ「は⁉」
炭・煉・伊「⁉」
驚き声を出した瞬間、激痛が体を襲った。
あ「あああぁあああああぁぁあぁぁ⁉」
煉獄「A!!」
痛い!痛い痛い痛い痛い痛い!
涙が止めどなく出るほど痛い。耐えられず、私は煉獄さんにしがみついた。
かなりの激痛だ。息すらできない。
踠き煉獄さんの腕を鷲掴みにし、本能で痛みから逃げようと動く。
あまりの痛みに視界がぐらつく。
涙で視界が滲む。
痛い…助けて…痛いよぉ…誰か…。
自分の痛みに叫ぶ声を聞きながら、私そう願った。
ずっと、煉獄さん達が抱きしめていてくれているとも知らずに…。
数分…くらい経った時、フッと光が消え痛みも消えた。
一体…なんだったんだよ…めっちゃ…痛かった…。
あ「って…あれ⁉鳩尾の穴なくなってる⁉」
と思いっきり起き上がったら、クラっとして倒れそうになった瞬間煉獄さんに抱き止められた。
煉獄「A…これはどういうことなんだ…?」
あ「私もわかりません…薔薇が光るとか…傷が治るとか…激痛が襲うとか…教えてもらってないんですけど神様ァアア…」
炭「…もう…死なないよな?」
あ「傷治ってますし死なんね。良かったわぁ、アタイまだまだやることあんのに死ぬとかないわぁって思っとったし」
というと、煉獄さんにめっちゃきつく抱きしめられた。
あ「イダだだ!煉獄さん痛い!」
煉獄さんから逃げようとしたら、炭も伊も抱きしめに来た。痛いって言うとろうが!聞かぬか!
と喚いていたら、善がこっちに向かっている姿が目に入った。
のと同時に、私の意識がフェイドアウトした。合図なしに消えるでない私の意識!合図しろ!
152人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月夜美(プロフ) - 桃雲さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年12月1日 16時) (レス) id: d54d80dc9c (このIDを非表示/違反報告)
桃雲 - 初コメ失礼します!この作品、とても面白いです!いつもわくわくしながら読んでます!体に気をつけて、更新、頑張ってください! (2020年12月1日 16時) (レス) id: 145e1f75d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月夜美 | 作成日時:2020年11月27日 19時