検索窓
今日:30 hit、昨日:4 hit、合計:66,334 hit

百十六話 ページ25

獪岳「おい」

あ「はい?」

獪岳「さっきから何してんだ。一人で」

あ「何って…話聞いて治療……ん?今なんて?」

獪岳「一人で何してるんだって聞いてんだよ」

あ「一人……一人⁉な訳ないでしょ⁉ここに女の子いるじゃん!無視してあげないで⁉」

というと、獪岳は「は?」って言って私の隣を見た。そっちやない。左や。

村田「A…申し訳ないんだが…俺にもその女の子は見えない…。Aが一人で勝手に喋っているようにしか…」

えぇ⁉嘘でしょ⁉居るじゃん!ここに女の子いるじゃん!なんで見えないの⁉

はっ!ま、まままままさか…。

女の子「ありがとうお姉ちゃん!もう痛くないよ!」

と言ってめっちゃ良い笑顔で女の子は消えていった。

あ「ぎゃああああああ!」

村田「おわ!」

獪岳「うるせぇ!」

幽霊でした幽霊でした幽霊でしたァアアアアあ‼

この間の任務でも幽霊に治療しちゃったけど、この任務でも幽霊に出会って治療しちゃったよ!

ていうか幽霊って分からなかったんですが⁉生きてる人っぽかったんですが⁉

それと!私霊感全く無かったはずなんですがァアアア⁉

と村田さんに抱きつきながらガクブルしてたら、獪岳にため息つかれた。酷い。

3分村田さんに頭を撫でられ、落ち着いたので鬼探索続行しました。

私は探索魔法を放ち、上から探すと言って薙刀に跨り空へと飛んだ。

うわ…ほぼ木ばっかり!家もなければ川もない!ただの森!

しかし、霧が多いな…獪岳達大丈夫かな…。

と思っていたら、インクアちゃんが戻ってきた。

報告によると、鬼も消えた隊士達もいなかったらしい…。おっかしいなぁ…鬼居るって言われたのになぁ…。

上からでも分からないし…とりあえず降りるか。

地面にふわっと降りた瞬間、不気味な気配を感じた。

え。え⁉おばけ⁉おばけですか⁉もうお腹いっぱいなんで出ないで頂けます⁉

薙刀を構え神経を尖らせるが、鬼の気配もおばけの姿もなかった。

一体なんなの⁉非常に怖いんだけど⁉

うぅ…怖いよぉ…獪岳…村田さん…。

ハッ!危険を察知!

バッと避けるとドンッと地面に大きな手形が出来上がっていた。

ホァ⁉何何何⁉なんでいきなり手形ができるの⁉透明人間でもいるの⁉手が大きい透明人間でもいるの⁉

すると、何かが歩く音が聞こえた。ヒェ!怖い!

ていうか何も見えないんだけど!やだ!本間に怖いんやけど!獪岳!村田さん!助けてくれ!

百十七話→←百十五話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
152人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 竈門炭治郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

月夜美(プロフ) - 桃雲さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年12月1日 16時) (レス) id: d54d80dc9c (このIDを非表示/違反報告)
桃雲 - 初コメ失礼します!この作品、とても面白いです!いつもわくわくしながら読んでます!体に気をつけて、更新、頑張ってください! (2020年12月1日 16時) (レス) id: 145e1f75d7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月夜美 | 作成日時:2020年11月27日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。