四十七話 ページ16
そして、私は煉獄さんを家の中に招き入れた。
と、その時私の鴉が手紙を持って帰ってきた。煉獄さんを除いた、柱の皆様からの手紙でした。
追いかけてすまなかったとか、脅してごめんとか、お館様に怒られたのでもう柱への勧誘はやめると書いてあった。ご丁寧に一人ずつ手紙を書くなんて…可愛すぎません?
天野神「オマエノセイデツカレタ!メシクレ!」
あ「私のせいなの⁉てか飯⁉ないよ!我慢して!後で作るから!」
天野神「ヤレヤレ」
何がヤレヤレだよ!こっちが言いたいわ!(*`へ´*)
ちらっと見ると、煉獄さんもいつの間にか来た鴉から何か手紙を渡され読んでいた。
そして、優しく鴉を撫でて御意と伝えてくれと言って鴉を飛ばした。
ま、待って!待ってください!なんですか今の声!デカくないし!なんなら耳が孕むくらいのイケボだったんですが⁉ヒエェ!これだから煉獄さんはイケメンなんだよ!惚れたらどないしてくれんねん!
と思ってたらいきなり面を取られた。え。合図くれよ。何勝手に取ってんだよ。紐は?紐いつ取ったの?手際良すぎません?
煉獄「よも⁉顔が赤いぞ!風邪か⁉」
あ「だ、大丈夫です!ちょ、ちょっと…貴方の声に聞き惚れていただけですので…////」
煉獄「よもぉ⁉」
うぅ…私は何を言ってるんだ。恥ずかしい…。
とりあえず、話があるようだし中に入ってさっさと話してもらって即帰ってもらおう。
私はお客さん用スリッパを出し、煉獄さんの前に出した。
煉獄「…これを履けばいいのか?」
あ「はい。しばらく掃除してませんでしたから、床が汚いんですよ…」
煉獄「家の者は居ないのか?」
あ「居ませんねぇ…。この世界に転生してから、ずっとこの家で一人暮らしですね」
煉獄「そうか…」
ん?なんでそんな悲しそうな顔をするのかしら?大丈夫よ?寂しくないし?なんなら貴方達が居るからいつも心踊ってますけど?まぁ…両親に会えないのは寂しいですけどね。
私は煉獄さんに、気にしないで下さいと言って客間へ案内した。
客間に入り、素早く魔法で瞬間掃除をし座布団を敷いて煉獄さんにここに座るよう伝えた。
あ「お茶持ってきますね。熱いのと冷たいのどちらがいいですか?」
煉獄「うむ!では、熱いのを頂こう!」
あ「はーい」
私はそう返事をして、面を煉獄さんからさりげなく回収して客間を後にした。
廊下に出てすぐに、集中し魔法で家中に瞬間掃除をかけついでに空気の入れ替えをした。
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月夜美(プロフ) - ルナストーンさん» ありがとうございます!私はいつも模写したり神絵師様の描き方などを見て日々勉強して描いている感じです!(お話しを面白いと言っていただけて大変嬉しいです!ルナ様も体調管理に気をつけて下さいね!私も頑張って更新させて頂きます!) (2020年11月18日 17時) (レス) id: 136839ed56 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - どうやったらそんなに絵が上手くなるのですか…?!教えてくださぁぁぁいっっっ!! (毎日、『凄い!面白い!が柱とかまぼこ隊夢主さんと今後どうなるのか楽しみっ!』と思いながら見ております!これから更新頑張ってください!今の時期、体調を崩されないように) (2020年11月18日 17時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
月夜美(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年11月13日 20時) (レス) id: 814e567811 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年11月10日 21時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜美 | 作成日時:2020年11月5日 17時