三十二話 善逸視点 ページ1
今俺はベッドに横になっている。
アオイちゃんに怒られたからだ。怖かった…。
でも、炭治郎も禰豆子ちゃんも無事で良かったよ。伊之助は切り傷だけだったのに、何故かしょげてるし…。
それより、気になったのはAちゃんだ…。あの時…俺があのデカイキモい蜘蛛と出会してる時、Aちゃんの音が聞こえたんだ。
なんで隠れてるんだろうって思ったんだけど…まぁ毒をくらわなくて良かったと思った。
多分倒してくれたのはAちゃんだろうし。
だって強いって音がしてたし。うるさい音もしてたけど。
それに、あの鈴の音とか心臓の音がとても落ち着くんだ…。
けど…、なんか存在っていうか何かが不安定って感じのよくわからない音が聞こえたんだ…。
消えていきそうな、でも消えないようにしているそんな音が聞こえたんだ…。
そう思いながら、ポカポカと日差しを浴びていたら、Aちゃんの音が聞こえた。
そして、トントンっとノックされドアを開けて入ってきたのはめっちゃ可愛い顔をしたAちゃんと顔を赤くしている誰かだった。
誰だよお前!俺のAちゃんに近づくんじゃないよ!
炭「A⁉お、お面は⁉というかその薔薇は…⁉」
と炭治郎が驚いて、Aちゃんに聞いた。
Aちゃんは苦笑しながら、お館様に言われた事や薔薇の事を説明してくれた。
あぁ…あの音はそういう事だったんだ…。
Aちゃん…一回死んでたのか…しかも24って若くない⁉誰だよAちゃんを殺したやつ!許さん!
と思ってたらAちゃんがいきなり俺の頭を撫でてきた。
俺は喜びで思わず叫んでしまった。アオイちゃんに怒られてしまった。
炭「ずるいぞ善逸」
あ「後で撫でてあげるから待ってなさい」
炭「分かった!」
あぁやっぱり心地良い手だなぁ…ずっと撫でてほしいなぁ…。
と思ってたのも束の間、Aちゃんは俺の頭から手を離して伊之助を撫でに行った。
そして、なんで伊之助がしょげていたか分かった。どうやら間近でAちゃんの強さを見て、何もできなかった自分に自信を無くしてしまったようだ。
Aちゃんはそんな伊之助をぎゅっと抱きしめ、めちゃくちゃ褒めしばらくして伊之助はいつもの伊之助に復活した。
俺もギュッてし欲しかったんだが⁉ずるいぞ伊之助!
そして、Aちゃんは炭治郎の頭を撫でていた。
ついでに膝枕までしてもらって。ずるいずるい!俺だけ頭撫でだけじゃんか!
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月夜美(プロフ) - ルナストーンさん» ありがとうございます!私はいつも模写したり神絵師様の描き方などを見て日々勉強して描いている感じです!(お話しを面白いと言っていただけて大変嬉しいです!ルナ様も体調管理に気をつけて下さいね!私も頑張って更新させて頂きます!) (2020年11月18日 17時) (レス) id: 136839ed56 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - どうやったらそんなに絵が上手くなるのですか…?!教えてくださぁぁぁいっっっ!! (毎日、『凄い!面白い!が柱とかまぼこ隊夢主さんと今後どうなるのか楽しみっ!』と思いながら見ております!これから更新頑張ってください!今の時期、体調を崩されないように) (2020年11月18日 17時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
月夜美(プロフ) - サヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年11月13日 20時) (レス) id: 814e567811 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年11月10日 21時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜美 | 作成日時:2020年11月5日 17時