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41話 ページ41

ジランバ機を追っていた戦闘機も光を浴び、突然、電子システムが落ちた。

「コッ、コントロールが!」

「何だ!?」

パイロットがパニックになっていると、すぐに計器パネルが光り出し、通信が入った。

『作戦中止!イーグルワン聞こえるか!作戦中止!』
『民間人が乗ってます!ただちに作戦を中止してください!』

何とか機体を立て直したパイロットは、窓からジランバ機を確認した。

「イーグルワン了解!しかし、目標は謎の光と共に落下してます!」

エンジンが停止したジランバ機は、無数の光の粒を浴びながら海へ真っ逆さまに落ちていった。
大きな水柱が立ち、黒い海に波紋がゆっくりと広がっていく。
すると、少し離れた海面に大きなカプセルが着水した。
カプセルが割れると───中のゴムがプシューッとふくらんでボートになった。

「……ボート……?」

上空を旋回していた戦闘機のパイロットが気づき、周囲を見回した。

「こちらイーグルワン。パラシュート発見。見えます!ポイント0九二五、パラシュートを確認!」





パラシュートにぶら下がったルパンは、去っていく戦闘機を見て舌打ちした。

ルパン「見られちゃったな〜」

コナン「もう撃ってこねーよ……」

ルパンの腰に愛梨と一緒にくくりつけられたコナンが言うと、

ルパン「んで、次は海自のおでましなんだろ?FBIを引き連れてよォ!」

ルパンはいまわしそうにコナンと愛梨をにらんだ。

愛梨「私たちはそこまでやってないって」

ルパン「イ〜ヤ!おめぇらは信じられねー。落ちろ、このガキども!」

ルパンが両足でコナンと愛梨をはさむ。

愛梨「ちょっ!イッタ!腕イタいんですけど!」

コナン「やめろ!ちょっ!おい!Aの傷が開くだろ!」

ルパン「この!イカ!タコ〜〜〜!」

三人はじゃれ合うように互いの体をけとばしながら、ゆっくりと降りていった。

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わー(プロフ) - 異次元の狙撃手も業火の向日葵も頑張って下さい☆ (2016年8月29日 23時) (レス) id: 27239b8c75 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 同じく異次元の狙撃手希望です!第一今のアンケートでは異次元の狙撃手が多いのでお願いします (2016年8月24日 14時) (レス) id: 519e2fcdcb (このIDを非表示/違反報告)
わー(プロフ) - 次の作品も頑張って下さい! (2016年8月23日 0時) (レス) id: 27239b8c75 (このIDを非表示/違反報告)
ラブライブ - わーさん» 同感 (2016年8月17日 18時) (レス) id: 519e2fcdcb (このIDを非表示/違反報告)
わー(プロフ) - 更新お願いします☆ (2016年8月9日 23時) (レス) id: 8cf7868275 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきっち | 作成日時:2016年7月31日 23時

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