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26話 ページ26

愛梨は突然聞こえてきた声に「えっ」と驚いた。

不二子『久しぶり〜〜♡潜水艦以来〜』

愛梨はその言葉を聞いて思いっきり顔をしかめて、プツッと電話を切った。

コナン「どうした?そんな顔して」

愛梨「ハハ……思い出したくない記憶ほど、鮮明に覚えてるもんだよねぇ〜」

コナン「はぁ?」

遠い目をして言う愛梨に、コナンは不思議に思い首をかしげた。
何言ってんだ、こいつと言う目で愛梨を見る。

愛梨「さすがにその目は傷つくよ。新一君」

コナン「おめーが変なこと言ってっからだろ?」

愛梨「何、潜水艦の事思い出したいの?」

愛梨が眉を寄せながらコナンを振り返ると、ピシッと固まるコナンの姿があった。

(だから言いたくなかったのに……)

ため息をはいた愛梨は、コナンの手を引っ張って道を急いだ。





翌日。
超満員の新東都スタジアムではエミリオのライブがまさに始まろうとしていた。
ステージが暗転してエミリオの曲が流れ始めると、観客が「わ〜、始める〜!」一斉に立ちあがった。

コナン「ボクたち、ちょっとトイレ!」

愛梨「いってくる」

スーパーVIPアリーナ席にいたコナンと愛梨はスケボーを持って席を離れた。



 
スケボーに乗ったコナンと愛梨は、レインボーブリッジを渡り、お台場の近くまで来ていた。
街灯がポツポツと灯る人気のない歩道を駆け抜けていく。
愛梨はポケットに入れた携帯が震えているのに気づいたが、そのままコナンと一緒に歩道を一気に走り抜けた───。





羽田空港の旧整備場地区にあるM格納庫の前に、ジランバ国のジェット輸送機が停められていた。
さらに開かれたシャッタードアの奥には、二台の車が停まっている。
ボディガードを従えて車から降りてきたルチアーノは、もう一台の車から降りてきた男を鋭い目で見つめた。
同じくボディガードを引き連れた男は、ルチアーノを見て静かに微笑んだ。

「顔を合わせるのは、初めてになりますか……はじめまして、ミスター・ルチアーノ。アラン・スミシーと申します」





向かい合ったルチアーノとアランの間に、エミリオのライブツアーのロゴが貼られた機材ケースが台車で運ばれてきた。

アラン「なるほど……予備機材としてこの空港に……」

ルチアーノ「国内にまだ持ち込んではいない扱いだ」

ルチアーノは機材ボックスに近づき、内ポケットから鍵を取り出した。

ルチアーノ「まっ、調べられても何も出てないのがこいつだがな」

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わー(プロフ) - 異次元の狙撃手も業火の向日葵も頑張って下さい☆ (2016年8月29日 23時) (レス) id: 27239b8c75 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 同じく異次元の狙撃手希望です!第一今のアンケートでは異次元の狙撃手が多いのでお願いします (2016年8月24日 14時) (レス) id: 519e2fcdcb (このIDを非表示/違反報告)
わー(プロフ) - 次の作品も頑張って下さい! (2016年8月23日 0時) (レス) id: 27239b8c75 (このIDを非表示/違反報告)
ラブライブ - わーさん» 同感 (2016年8月17日 18時) (レス) id: 519e2fcdcb (このIDを非表示/違反報告)
わー(プロフ) - 更新お願いします☆ (2016年8月9日 23時) (レス) id: 8cf7868275 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきっち | 作成日時:2016年7月31日 23時

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