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シャンクスが攻撃を食らわせた同時刻───ウタウタの世界でも、現実世界と同じように魔王がダメージを受けていた。
ルフィ「シャンクス。」
ルフィがつぶやく。
周囲で音符の戦士と戦っていた仲間たちも魔王の変化に気が付いた。
ブルック「効きました!」
ブルックが叫ぶと、コビーも頷く。
コビー「現実世界と同時だったんだ!」
ルフィとシャンクスの攻撃が偶然にも魔王の同じ場所にヒットし、ダメージを与えたのだ。
『シャンクス……!』
Aが嬉しそうに名前を呼ぶ。
しかし、致命傷にはなっていないようだ。
魔王はすぐさま反撃のビームを放とうとしている。
Aはそれを見逃さない。
『“氷水竜のアイス・
ビームを氷の盾で真正面から受け止めたA。
物凄い勢いで発射され続けるビームを、Aが氷の盾で散らしている。
魔王に集中しているA。そこに無数の音符の戦士がせまるのを見たルフィとカナとゾロが動く。
ルフィ「ふんっ!」
ルフィはすぐさまAの元へと向かうと、音符の戦士たちを蹴散らしていく。
カナ「“炎竜の咆哮”!」
炎のブレスが音符の戦士たちをブッ飛ばしていく。
ゾロは、走りながら音符の戦士たちをつぎつぎに斬り伏せ、そのままの勢いで目の前で戦うサンジの肩をグッと踏んで大きくジャンプした。
サンジ「ハァッ!?」
踏まれたサンジは怒り心頭だ。
サンジ「てんめェッ!!」
叫んだころには、もうゾロははるか先にいた。
ゾロ「三刀流奥義!!六道の辻!!」
六つの斬撃が無数の音符の戦士を葬り去る。しかし、音符の戦士は次々に出てくる。
ゾロ「キリがねェ!」
カナ「鬱陶しいんだけど!」
ルフィ「Aに近づくな!」
顔をしかめるゾロとカナとルフィ。一方のサンジは怒りの表情だ。
サンジ「人を踏みつけにしやがって、あのクソ剣士!覚えてやがれッ!」
ゾロへの怒りを蹴りに乗せて、音符の戦士たちを蹴散らしている。
戦況は決して悪くない。しかしローは焦っていた。
ロー「時間がねェってのに!」
ウタが死んでしまう前に魔王を倒さなければ、一生この世界から抜け出せないのだ。
焦りは一瞬のスキを生んだ。
魔王の手が背後からローを襲ったのだ。
ロー「ちッ!……がぁぁぁぁッ!」
吹き飛ばされたローを見て、後方支援のウソップが冷や汗を垂らす。
ウソップ「クッソォ……せめてあの手足させなんとかできりゃあ! っ……いや待てキャプテンウソップ。こーいうときこそ冷静に……」
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星空ブリキ - 今更コメント失礼します! ブリキはワンピースに興味があるかといえばそうではなかったのですが、ウタちゃんをYouTubeや紅白歌合戦などで見てると見たことはないのですが映画行きたいなって思う様になりまして、少しずつ見る様になりました(長くなるので次行きます (2023年1月10日 21時) (
レス) id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - みりおんさん» ありがとうございます！本編も頑張りますね！ (2022年9月22日 11時) (レス) id: 47ec2d84ad (このIDを非表示/違反報告)
みりおん(プロフ) - フィルムレッドの小説お疲れ様でした！文章から映画館で見た場面が浮かび上がって、とても感動しました！！さきっちさんが書くルフィがカッコよくて推しになりました！また本編でも素敵なストーリーを楽しみにしてます！ (2022年9月22日 3時) (レス) @page16 id: 574f494a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2022年9月21日 1時
