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ゾロの疑問にゴードンは意外な名前を口にした。
ゴードン「シャンクス。」
「「「!?」」」
その場にいた全員がおどろき、目を見開いた。
ルフィとAも思わず身を起こしてその名を口にする。
ルフィ「『シャンクス？』」
ゴードン「シャンクスが来れば、現実世界のウタを止めてくれるはずだ。」
ゴードンが言うと、完全に立ちあがったルフィが真剣な表情を見せた。
ルフィ「おっさん、シャンクスとウタにやっぱ何かあったのか？」
ゴードン「それは……」
何かを言おうとして口を開き、言いあぐねてまた閉じるゴードン。
Aはじっとゴードンを見つめて、小さく息を吐く。
ルフィ「おっさん。」
ルフィは息を吸い込んで身体にグッと力を入れ、Aの手を引くとすごい勢いで駆けだした。
『っ、カナ!』
カナ「あいよ。」
ルフィに手を引かれたAが、カナの名前を呼ぶと彼女は任せろ。と手を振った。それに笑みを浮かべたAの姿が森の中に消えていく。
バルトロメオ「あーー!やばいべ!ウタ様のところへいったんだ!まだ勝てねーのに!」
バルトロメオが焦る一方で、麦わらの一味はおちついた様子だ。
ウソップ「止めたってムダだ。うちの船長と副船長は。」
なれたように言うウソップの言葉にサンジもつづく。
サンジ「どっちみち時間がねーんだ。おれたちも行ってカタをつけちまおう。」
コビー「でもどうやって？」
コビーがもっともな質問をすると、ゾロが不敵にニヤリと笑った。
ゾロ「同時攻撃が必要っていうんなら、ひたすら攻め続ければいい。現実世界で攻撃がはじまり、こっちとタイミングがあうまでな。」
この言葉にバルトロメオが大感激をした。
その場で回転して両膝をつき、右手で顔を隠しながら思い切り身体をそらせて天を仰いだ。
バルトロメオ「ビビってたおれァなさけねェ!麦わらの一味のみなさんがいれば負ける気がしねェべ!!」
ジンベエ「やるしかないのォ。」
ジンベエが気合いに満ちた表情で同意した。
ナミ「うん!……ところで。」
ナミも同調したのだが、不思議そうに何かを見つめていた。
ナミ「……これは何？」
カナ「カナも気になってた。こんなヤツいたか？」
カナも向ける視線の先にいたのはミニブルーノだ。
ブルーノ「今さらか……」
やれやれといった風に、ミニブルーノがかわいい声を出した。
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巫缶 - 歌姫VS歌姫…ニヤニヤが止まりません…更新好きなとき頑張って下さい！ (2022年9月20日 22時) (
レス) id: 926dc0c43f (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - 時雨さん» ですよね！？小説ではスペードって書いてあったのでそのまま書いてしまいました……(泣)ありがとうございます！ (2022年9月19日 11時) (レス) id: 47ec2d84ad (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - 琳さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年9月19日 11時) (レス) id: 47ec2d84ad (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - さくにょさん» うわぁ〜！ありがとうございます！頑張ります！ (2022年9月19日 11時) (レス) id: 47ec2d84ad (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - chiiinoさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年9月19日 11時) (レス) id: 47ec2d84ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2022年9月15日 16時
