第119話 「立ち塞がる元七武海」 ページ21
睨み合うルフィとジンベエ。一触即発の二人にナミが声を上げた。
ナミ「ルフィ…!!ジンベエ!!ちょっと待ってよ、何言ってんのあんた達!!」
だがそんな彼女の声を無視してルフィはジンベエに言い張る。
ルフィ「おれは竜宮城に行って仲間助けてホーディってのブッ飛ばすんだ!!!」
ジンベエ「それを待てと言うとるんじゃ!!!」
両者引かない状況にサンジとチョッパーまでも狼狽えた。
サンジ「コラコラ、何でケンカが始まるんだ。」
チョッパー「やめろよお前らーーっ!!」
しらほし「ルフィ様っ!!ジンベエ親分様っ!!A様、カナ様!お二人が…っ!」
しらほしに助けを求められるように目を向けられたAとカナはただ静かに目を合わせてジンベエとルフィの行動を見守るだけだ。先に動いたのルフィだった。
ルフィ「サメ!!のせろ!!竜宮城まで!!!」
メガロに向かって走り出したルフィにメガロも「シャ!?」と驚く。どうすればいいのかわからずオロオロするメガロとメガロに向かって走るルフィの後ろから───。
ジンベエ「魚人空手」
ルフィ「ん!?」
ジンベエ「“
ジンベエの拳から放たれた正拳突きの衝撃波がルフィを襲う。迎え撃とうとしたルフィはその衝撃波に「どわっ……!!!」と吹きとばされた。思わずAとカナも目を見張る。
『ウソ…!?』
カナ「マジ…!?」
「ルフィちんっ!!!」「え〜〜〜〜!?」ルフィの名前を呼ぶケイミーとまさかルフィが一撃で吹きとばされるとは思っていないチョッパーが目を見張る。
ルフィ「ぐ!!!ウ…痛で!!」
ルフィは衝撃を受けた腹を押さえながら地面を削って着地した。その時のルフィの言葉に聞いていたカナとナミが驚く。
カナ「痛い…!?」
ナミ「え!?効いてる!!ゴムに!!」
ジンベエ「魚人空手の真髄は辺り一面の“水”の制圧…!!」
『そうか…!』
ジンベエの言葉に納得したようにAが声を上げればどういうことだという視線がAに向く。同じく水を操るAでも扱えそうなこのワザの定義は───。
隣のナミに「どういうことよ、A!」と問われ、Aはルフィとジンベエ以外からの視線を受けながらパチンッと指を鳴らしてその視線の意味に答えた。
『大気中の水から体内の水へ…衝撃の波動は駆け抜ける。衝撃波といっても、水でできているようなもの。“悪魔の実”を食べたルフィには水は有効。』
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M.U(プロフ) - 続き待ってます。この前の編も気になるのでできれば書いてください楽しみに待っています！ (2022年9月1日 16時) (
レス) @page35 id: 7180e9f6e4 (このIDを非表示/違反報告)
さくら姫 - ドレスローザー編を早くやってほしいです。更新頑張ってください (2021年8月1日 15時) (レス) id: f0b1c73d73 (このIDを非表示/違反報告)
さくら姫 - 続き待ってます。更新頑張ってください (2021年5月28日 21時) (レス) id: 6a44754493 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - お久しぶりです。戦闘シーンの文章のボキャブラリーがいつも豊富で尊敬しています。 (2021年4月6日 9時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - こちらにコメント失礼します！導きの桃龍の更新の予定はないんでしょうか？泣すごくすごく面白くて定期的に読み返してます！ぜひまたかいてくれると嬉しいです(o^^o) (2021年4月4日 19時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2021年2月12日 19時
