第99話 「海の森にて」 ページ1
カナ「さっきの奴、追ってこないね。」
『来なくていいだろ。あんな迷惑ストーカー野郎。』
そんな会話から数分後。
海の森───。
ルフィ「お〜〜!!キレーな場所だな〜〜!!!」
『へ〜ここが海の森ねえ。』
カナ「スゲーね。」
しらほし「え〜〜ん、ありがとうございますA様、ルフィ様、カナ様…。わたくし…ずっと、ここに来たかったのです〜。」
ルフィとAとカナは目的地の海の森に歓喜の声を上げ、しらほしは嬉しさのあまり泣きだした。その彼女に口元を掴まれているメガロが「ヒャッヒャ〜。」と鳴き声をあげる。そろそろ離してあげないとメガロの口が一生元に戻らなくなってしまいそうだ。
チョッパーも海の森を見下ろし、「ここならゆっくり治療できるかな？」と気を失ったままのサンジと傷だらけのハチを振り返った。それに頷き返したAが、眼下に見えた船の影に『あっ!』と声を上げてルフィの服を引っ張る。
『ルフィ!あそこにあるのサニー号だよ!!』
Aの言葉に、ルフィとカナも急いでメガロから身を乗り出して眼下を見た。確かにそこにはライオンの船首があるサニー号があった。そしてその近くにいる人影にも気づく。
ルフィ「おーーい、フランキー〜〜〜!!ここにいたのかお前〜〜〜。」
フランキー「アウ!!ルフィとAとカナか!!ん〜〜〜!?何だ、おめー。ずいぶんなピンナップガール連れてんじゃねェか!!」
カナ「ピンナップガールって何ーー!!?」
『耳元で叫ぶな!!!』
カナ「いっだぁ!!」
フランキーの“ピンナップガール”という言葉に初耳だったカナが問いかけるが、その声量は大きく耳元で叫ばれたAは思い切りカナの頭を叩いた。
ぎゃあぎゃあと喚くカナを置いて、メガロはサニー号の近くへと降り立つ。しらほしもやっとメガロから離れてすぐ傍に座り込んだ。
ルフィ「紹介するよ!こいつ弱虫!」
『しらほしね。』
フランキー「そうか、弱虫か!しっかりしなきゃな、お姉ちゃん。」
カナ「しらほしだっつってんだろ。」
しらほし「はい…すみません。わたくし、しらほしと申します。」
ルフィの紹介にAがツッコミ、ルフィの紹介した名前を鵜呑みにしたフランキーにカナがツッコむ。しらほしは弱虫と言われても何も言い返すことなく丁寧に名前を訂正した。
フランキー「ロビンの奴もここへ来たんだ。何か探してるっつって。───あのでけェサンゴの森へ入ってった。」
ルフィ「へー。」
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M.U(プロフ) - 続き待ってます。この前の編も気になるのでできれば書いてください楽しみに待っています！ (2022年9月1日 16時) (
レス) @page35 id: 7180e9f6e4 (このIDを非表示/違反報告)
さくら姫 - ドレスローザー編を早くやってほしいです。更新頑張ってください (2021年8月1日 15時) (レス) id: f0b1c73d73 (このIDを非表示/違反報告)
さくら姫 - 続き待ってます。更新頑張ってください (2021年5月28日 21時) (レス) id: 6a44754493 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - お久しぶりです。戦闘シーンの文章のボキャブラリーがいつも豊富で尊敬しています。 (2021年4月6日 9時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - こちらにコメント失礼します！導きの桃龍の更新の予定はないんでしょうか？泣すごくすごく面白くて定期的に読み返してます！ぜひまたかいてくれると嬉しいです(o^^o) (2021年4月4日 19時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2021年2月12日 19時
