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そんなチョッパーを尻目に、ウソップが大きな身振りを交えて勇ましく言う。
ウソップ「安心しろ野郎ども!宝は必ずこのおれさまが獲る!やるぞ、チョッパー!」
チョッパー「おう〜!」
勇ましく応じたチョッパーにルフィとカナが加わり、ウソップと四人でワチャワチャと騒ぎだした。
それを横目で見たサンジが、くわえタバコでほほ笑む。
サンジ「付きあうしかねェな。」
すると、周囲を見ていたロビンが口を開いた。
ロビン「でも集まってる海賊を見る限り───」
彼女の言わんとすることがわかったのだろう。ゾロが言葉の途中であいづちを打った。
ゾロ「ああ……やべェヤツらがうようよしてやがる。」
ゾロはニヤリと笑い、楽しみだという表情だ。一方ウソップは目を見開いた。
ウソップ「え!?」
フランキー「お前ら、サニー号はいつでも準備OKだ!」
ルフィ「頼んだぞ、フランキー!」
フランキーの言葉に拳をつきあげるルフィ。
ウソップは、冒険や宝探しは大好きだが、なるべく危険はさけたいタイプだった。
やばい海賊がたくさんいるなら、今回の宝探しはかなり危険なものになる……それをさっしたウソップは、突然自分の胸を押さえて大げさに苦しみだした。
ウソップ「うっ!持病の“お宝探ししてはいけない病”が……」
チョッパー「大丈夫かー!ウソップー!」
存在しない病をでっちあげて宝探しをやめようとするウソップを、チョッパーが本気で心配する。
この船ではよくみられる光景である。
そんな中、ルフィがAを連れてサニー号の船首に飛びのった。
ルフィ「しししし!」
Aを抱きしめてじっと前だけを見つめ、ルフィが笑った。お宝探しが楽しみでしょうがないのだ。
こうなったらもう、誰もルフィを止められない。Aは愛しの船長の笑顔を見て、面倒くさそうにため息をついた後、まぁいいか……と笑った。
フランキーの操縦で、サニー号は島の中心部へ向けグングン進んでいくのだった。
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さきっち(プロフ) - ベルモットさん» この続編にアニメシリーズのURLを載せていますよ。2年後からですが…。お楽しみいただけたら幸いです (2021年1月12日 18時) (
レス) id: f5cfe9f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - もし、よろしければアニメシリーズの方も投稿なさる事もあり得ますか？ご投稿なさった場合は読みに行きたいと思っています。 (2021年1月12日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - こんにちは、ストロングワールド編から、読み始めました。文章の繊細さ、語彙力の高さなど、尊敬したい部分がいっぱいでした。楽しく読ませて頂きました。 (2021年1月12日 17時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - Mさん» 普通の原作沿いも最近書きたいなぁと思っております！コメントありがとうございます！！ (2020年8月18日 20時) (レス) id: f5cfe9f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - 人見知りのヌーさん» そうなんですか！？初コメが私なんかの作品でよろしいのでしょうか……？(汗)頑張ります！！ (2020年8月18日 20時) (レス) id: f5cfe9f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2020年7月13日 1時
