3話 ページ50
昼休み。
テニスコートを囲むようにできている石段に腰掛けてはじめちゃんと美雪と並んでご飯を食べる。
テニスコートではテニス部の友達と元気に空がテニスをやっている所で目が合うとニコッと笑って手を振って来るのであたしもヒラヒラと軽く手を振り返す。
今日のあたしのご飯は美雪の手作り弁当と購買で買ったメロンパンだ。
一「『夏期講習？』」
美雪「そうなの。期末試験の成績上位10名は特別クラスに入って講習受けないといけないのよね」
一「特別クラスって、隣の校舎にあるガリ勉野郎どものクラスのことか」
嫌そうにしながら美雪がコクリと頷く。
美雪「うん。そのまま2学期から特別クラスってこともありうるのよねぇ。そしたら知ってる人なんか全然いないし…どうしたらいいと思う？さーちゃん……」
そう言って美雪があたしとはじめちゃんの方を見る。
が、あたしは目の前のお弁当に夢中。
そしてはじめちゃんは飛んできたテニスボールをテニス部の子にカッコ良く決めながら渡していた。
そんなあたしたちの姿に美雪が唇を尖らせるが、気付くことなくはじめちゃんはあたしの隣に戻るとお弁当を再開し、あたしもお弁当を頬張る。
すると───
美雪「ごちそうさまでした〜」
そう言って美雪に弁当を取り上げられた。
一「お、おい、俺まだ食べてんだろ!」
『そうよ、美雪!』
美雪「人がせっかく作ってきてあげたのに!」
不貞腐れながらそんなこと言う美雪にはじめちゃんと2人で抗議していると、
「あなたたちが…金田一一君と鈴蘭Aさんね？」
一「『え？』」
聞こえてきた声に顔を向けると、女の先生が階段の上にあたしたちを窺うように立っていた。
先生が階段をゆっくりと下りてくる間、はじめちゃんがあたしの方へと体を寄せる。
一「誰だよ」
『あ、小野先生よ。特別クラスの担任してる…』
小声でそんな事を話していると美雪の隣に小野先生が下りて来た。
小野「突然なんだけど、あなたたちにも特別クラスの夏期講習に参加してもらいたいの」
一「『は？』」
小野「これを見て」
写真を渡されて見て見ると、数枚かさばる答案用紙の上に書かれた血文字の“コ”という文字。
はじめちゃんと美雪が横から覗き込む。
美雪「血ですか…？」
美雪の質問に小野先生はこう答えた。
一週間前、特別クラスに近い男子トイレで鶏の死体が天井から吊るされていたらしい。
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、 - それに、夢主の言い方もなんか‥。一人称も「あたし」って‥ぶりっこって感じの女子って感じで‥。初期は見てないですけど‥。これ、見て、見る気萎えました。 (2022年4月30日 17時) (
レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 誤字もあるし‥。はじめちゃんが言ってる台詞も夢主さんが言っててなんか‥。やっぱり、はじめちゃんが言ってる台詞ははじめちゃんが言ってるからいいんであって夢主が‥ってなると‥なんか‥。 (2022年4月30日 17時) (レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - +さん» 夢主の一人称はあたしで統一しているつもりですが、どこかに誤字がありましたか？読みにくいのは申し訳ございません。これでも書き方を変えたのですが。まだ読みにくいですか？ (2022年4月28日 17時) (レス) @page1 id: 47ec2d84ad (このIDを非表示/違反報告)
+ - 夢主の一人称、｢私｣なのか｢あたし｣なのかどっちですか？私だったりあたしだったりと読みにくいです。どっちかにしてください。間をもう少しあけてみては？読みにくいです。 (2022年4月27日 17時) (レス) id: 3cf6d2002d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぬ - 面白いです。初期のは無かったので凄く嬉しいです。お忙しいと思いますが更新頑張って下さい。 (2020年6月5日 11時) (レス) id: b4494ecc1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2019年10月12日 19時
