29話 ページ13
有森「あの2人…そしてこいつ……僕から大事な宝物を奪ったんだ…っ」
あたしは眉を顰めた。
有森「僕がどんなに月島さんを愛してたか……僕がどんなに月島さんを生きがいにしていたか……それがお前らにわかるか!!」
怒鳴るような叫びが木霊した。
有森「僕は月島さんに出会って…この人をスターにするためならどんな事でもしようと誓った。それをこいつらは台無しにしたんだ!!月島さんが生きてるうちはまだこいつらを許そうと思ってた。なぜなら彼女は3人のことを僕以外には誰にも喋らなかったからだ。…そして全てを許そうとしていたからだ!」
そう言えば、あたしが一人で彼女のお見舞いに行った時に有森君と鉢合わせした時があったな。
病室で楽しそうに話す2人を見て、あたしはお邪魔かなと思って結局病室には入らず看護師さんにお見舞いの品を渡して帰ったのだが。
有森「なのにこいつら!相変わらずクリスティーヌ役を醜く争ってたんだ。月島さんがあんな事になってたって言うのに!」
友代「ごめんなさい…っ」
有森「そんなこいつらをどうして許せる!」
美雪「やめて有森君!!」
友代が泣きながら謝ったにも関わらずそう言う有森君に美雪は泣きそうに悲鳴を上げた。
有森君は一瞬だけ黙ったがすぐに顔を上げて友代を睨みつける。
有森「僕は…彼女の死に際の言葉を聞いて決心したんだ。地獄の炎に焼かれながらそれでも天国に憧れる…」
一人だけ静かに座っていたオーナーが有森君へと視線を向けた。
有森「自分の運命を呪いながら死んでいった、月島さんのためにもこいつら3人を…!!」
一「違うぜ有森!!」
友代を締め上げようとする有森君にはじめちゃんが声をあげる。
一「月島さんは復讐なんて望んでなかった。最後の台詞聞いて分かんねえのかよ………彼女は3人を呪いながら死んだんじゃない。3人を許せるうちに死んだんだ」
あたしが彼女の名前呼んだ時、彼女はいつもと変わらない笑顔であたしに微笑みかけた。
あの笑顔は……心優しい月島先輩がまだその心にいたから出た笑顔だったんだ。
一「憎しみの炎に…心を焼き尽くされたくなかったら……天使の心のまま天国に行きたかったから…だから死を選んだんだよ!!」
『………月島先輩、あの時笑ってた』
みんながあたしに視線を向けた。
『死ぬんだってわかってる直前、あたしに微笑みかけたんだよ？…いつもと変わらない笑顔で、優しい月島先輩のままでっ……』
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、 - それに、夢主の言い方もなんか‥。一人称も「あたし」って‥ぶりっこって感じの女子って感じで‥。初期は見てないですけど‥。これ、見て、見る気萎えました。 (2022年4月30日 17時) (
レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 誤字もあるし‥。はじめちゃんが言ってる台詞も夢主さんが言っててなんか‥。やっぱり、はじめちゃんが言ってる台詞ははじめちゃんが言ってるからいいんであって夢主が‥ってなると‥なんか‥。 (2022年4月30日 17時) (レス) id: 111bb78a66 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - +さん» 夢主の一人称はあたしで統一しているつもりですが、どこかに誤字がありましたか？読みにくいのは申し訳ございません。これでも書き方を変えたのですが。まだ読みにくいですか？ (2022年4月28日 17時) (レス) @page1 id: 47ec2d84ad (このIDを非表示/違反報告)
+ - 夢主の一人称、｢私｣なのか｢あたし｣なのかどっちですか？私だったりあたしだったりと読みにくいです。どっちかにしてください。間をもう少しあけてみては？読みにくいです。 (2022年4月27日 17時) (レス) id: 3cf6d2002d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぬ - 面白いです。初期のは無かったので凄く嬉しいです。お忙しいと思いますが更新頑張って下さい。 (2020年6月5日 11時) (レス) id: b4494ecc1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2019年10月12日 19時
