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八田ちゃんの熱意に私と尊はふ…と笑った。
尊「言いたい奴には言わせとけ」
『わかっている人がいればそれでいいよ』
先程吠舞羅をバカにされたのが相当堪えたのだろう。
だけど、そこまで大事に思ってくれている子がいるならそれでいい。
他の誰かが何を言ったって気にしなくていいのだから。
八田「そっすよね!誰に何言われても吠舞羅は揺るぎませんよね」
私達の言葉に八田ちゃんは嬉しそうに顔を輝かせると、ダッと走り出した。
八田「尊さん!Aさん!オレ、ぜってー“モグラ”捕まえてきます!」
出雲,華奈「え…」
八田「っしゃーー、行くぜーーー!!!」
出雲,華奈「あ」
張り切ってスケボーで走り出した八田ちゃんに華奈と出雲が声を掛けようとするが、それすらも聞こえていないようだ。
呆然と多々良と華奈が見送る隣で出雲がはー…とため息を吐く。
多々良,華奈「行っちゃった」
出雲「アホやなー…。駆け回って探す気かい。まー、とりあえず場所絞りこんでくで。モグラ叩きや」
出雲のその言葉を合図に吠舞羅の面々は有力な情報を持っている人達を手当り次第に当たり始めた。
私と出雲と華奈と尊とアンナはバーで待機。
尊と私はソファに座り、私の膝の上にアンナが座る。
華奈は肘掛に腰掛けた。
出雲「ああ、わかった。ほな、候補先送るわ」
出雲はピッとタンマツを切った。
そして私達の方へと視線を向ける。
出雲「“モグラ”の潜伏場所がいくつかに絞れた。手分けして当たらせるで」
尊「ああ」
出雲「おまえはどうする」
尊「面倒くせえ。必要があったら言え」
華奈「華奈もー」
尊はソファの背もたれに頭を乗せて、華奈は手を上げながら面倒くさそうに言った。
出雲「怠惰なやっちゃなー。ま、変にヤル気出されても困るけど。Aは？」
『私も今回はいいかなぁ』
アンナの頭を撫でながらそう言うと出雲は私達の前を通って、
出雲「ウチの面子に関わるほど好き放題してくれてるからな。能力使って暴れたりはないけど、セプター4の目にもついてるやろ。…また変なとこでぶつかったりせんとええけどなあ」
ドサッと隣のソファに腰掛けた。
ボッと尊が煙草に火をつける。
尊「…八田の話か」
出雲「ま、他にも血の気の多い連中はおるけど」
ふ…と笑った出雲は自分をじ…と見るアンナに気付くと、
出雲「八田のセプター4への反発は…いろいろ複雑なモンも混ざってるやろからな」
にっとアンナに笑いかけた。
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シルフィ(プロフ) - かなとさん» ちょっと言い過ぎなんじゃないですか？誰だって見落としたりすることはあるんですから違反報告なんてやりすぎです。あなたのその言葉で不快になってる人もいることわかってください。文句しか言わないなら見なければいいじゃないですか (2019年8月23日 1時) (
レス) id: 6da2673d24 (このIDを非表示/違反報告)
シルフィ(プロフ) - この作品大好きです！！これからも更新頑張ってください！応援してます！さきっちさんの作品全部大好きです！ (2019年8月23日 1時) (レス) id: 6da2673d24 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - かなとさん» すいません、此方も色々と忙しい身で更新をしているので見落としてしまう部分もあります。そのつど報告をしてくれるのは大変嬉しいのですが…言葉遣いに気をつけてくださると嬉しいですね。見落としてしまったのはこちらの落ち度なので申し訳ありません (2019年8月23日 1時) (レス) id: f5cfe9f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - ルールを守る気も、でしたね。すみません。でもいい加減にして下さい (2019年8月23日 0時) (レス) id: b1d25bd6f7 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - ルールを作る気がないようなんで違反報告します。連続だと仕方ないですよね (2019年8月23日 0時) (レス) id: b1d25bd6f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2019年8月23日 0時
