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「おー!久し振りじゃねえか、Aちゃん!華奈ちゃん!」
華奈「『こんばんわー』」
店主のおじさんに挨拶をして「こっちだよー」と手を振っている多々良の所へと向かう。
顔が広いって便利だなあと思いながら私と華奈はカウンターに並んで座っている尊たちの後ろに立った。
多々良「買えたの？」
華奈「うん。馴染みのお店だから安くしてもらった」
出雲「そら良かったな」
多々良と華奈と出雲の言葉に不思議そうに首を傾げる尊に私は今までのことを話してあげた。
尊「あ？誕生日？」
華奈「そうそう。で、吠舞羅のみんなで当日赤いバラの花を1本ずつ渡そうって計画しててね」
『尊もちゃんとおめでとうって言ってあげなよー？』
尊「…………」
華奈の言葉に続いて尊の顔を覗き込みながらそう言ったけど、当の本人は無言でお酒を飲んでいる。
私はそれを気にすることなく出雲からもらった肉団子を頬張った。
あ、これおいしい。
「華奈にもちょうだい!」と騒ぐ華奈の口に無理やり突っ込む。
多々良「本当はもっと盛大にやりたかったんだけどねー。巨大ケーキとか用意して。それは5年後に取っとこうかって」
出雲「だーかーらー止めっちゅーとんねん」
もぐもぐと口を動かす華奈を横目に、未だにケーキのことを言っている多々良の頭に出雲のチョップがビシッと入った。
本当にやるつもりなんだ、多々良…。
華奈「5ｍってどれくらい？」
『結構でかいでしょ』
出雲「絶対食べきれんわ」
華奈、私、出雲の言葉に多々良は「へーきへーき」と笑う。
多々良「まあ、俺らなりに祝ってあげようよ。ね!キング」
多々良の言葉に尊は一瞥して応えるのだった。
その後、5人でお店を出てバーへと帰ろうかと歩き出すと、
多々良「あ、先帰ってて。俺、コンビニ寄って帰るから」
出雲「おう、ほななー」
多々良と別れて私達は4人でバーへと帰った。
お店で騒ぐ華奈たちを見ていると、尊が2階から下りてきた。
尊「A、煙草買いに行くの付き合え」
『はーい』
テーブルの椅子に掛けてあった上着を羽織っていると、先程帰ってきた多々良も出かけるようで上着を羽織っていた。
そして出かけようとしている私と尊に気付いて声をかけてくる。
多々良「あれ、キングとAも出かけるの？」
尊「煙草買いに行くだけだ」
多々良「ふーん。じゃ、ついでにちょっと付き合わない？」
そんな多々良の一言で連れてこられたのはビルの屋上だった。
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シルフィ(プロフ) - かなとさん» ちょっと言い過ぎなんじゃないですか？誰だって見落としたりすることはあるんですから違反報告なんてやりすぎです。あなたのその言葉で不快になってる人もいることわかってください。文句しか言わないなら見なければいいじゃないですか (2019年8月23日 1時) (
レス) id: 6da2673d24 (このIDを非表示/違反報告)
シルフィ(プロフ) - この作品大好きです！！これからも更新頑張ってください！応援してます！さきっちさんの作品全部大好きです！ (2019年8月23日 1時) (レス) id: 6da2673d24 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - かなとさん» すいません、此方も色々と忙しい身で更新をしているので見落としてしまう部分もあります。そのつど報告をしてくれるのは大変嬉しいのですが…言葉遣いに気をつけてくださると嬉しいですね。見落としてしまったのはこちらの落ち度なので申し訳ありません (2019年8月23日 1時) (レス) id: f5cfe9f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - ルールを守る気も、でしたね。すみません。でもいい加減にして下さい (2019年8月23日 0時) (レス) id: b1d25bd6f7 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - ルールを作る気がないようなんで違反報告します。連続だと仕方ないですよね (2019年8月23日 0時) (レス) id: b1d25bd6f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2019年8月23日 0時
