12話 ページ13
真壁「みんなを呼び出してからかってたんでしょうね」
あたしと金田一君は真壁君の言葉に開かずの間の科学室を見渡した。
的場「とにかくここを出よう」
的場先生に言われてみんながここを出る。
あたしは部屋中を見渡した。
窓が開けられた痕跡はないし、机の上にも埃が溜まっている。
一「イタズラだとしても、桜樹先輩はどうやってこの部屋から消えたんだ？」
あたしも金田一君の言葉に賛成。
どうやって、桜樹先輩は……。
浅野「さあ、行きましょう」
浅野先生がそう声を掛けて来たので、あたしと金田一君はもう一度部屋を見てから、開かずの科学室から出た。
そして翌日。
友達から連絡をもらったあたしは金田一君と美雪を連れて開かずの科学室へと向かった。
野次馬をかきわけて前に行くと、桜樹先輩が首をつって死んでいた。
羽田先生と用務員さんがいる先頭に行く。
桜樹先輩は天井から紐で首をつられていて、足元にはチョークで描かれた魔法陣にろうそくがあった。
一「『先輩…』」
放然と見上げるあたしたちの肩に用務員さんが手を乗せる。
雨宮「やっぱり、我々が見たのは本物だったんだ」
羽田「いや、昨夜はこんなものここにはなかった」
そうだよ。
ここには先輩の姿なんてどこにもなかった。
「やっぱり放課後の魔術師に殺されたんだわ、桜樹先輩。きっとそうよ!」
そう言って最初に放課後の魔術師を見たと言っていたその子は友だちに泣きついた。
その時、浅野先生が気を失い、的場先生に倒れ込んだ。
的場「浅野先生…」
羽田「浅野先生大丈夫ですか!?」
急いで羽田先生が駆け寄る。
そして的場先生から浅野先生を受け取ると、羽田先生は浅野先生と一緒にここから出て行った。
すると、他の先生たちが来た。
桜樹先輩を見て声を上げる。
「これはもしかしたら、本当に放課後の魔術師の仕業では!?」
「私は知らん!私の責任ではない!私は知らん!」
そんな会話を聞きながらあたしと金田一君は先輩を見上げた。
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さきっち(プロフ) - あさん» そうなんですか！ (2019年12月7日 11時) (
レス) id: f5cfe9f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 私は山ちゃんのが一番好きです!マンガ全巻持ってるんですが山ちゃんが一番似てる！ (2019年12月7日 0時) (レス) id: 3f8f946044 (このIDを非表示/違反報告)
johnny’s_ldh_love(プロフ) - すみません、いろいろミスして何回も送っちゃいました！申し訳ないです (2019年12月2日 7時) (レス) id: 2e8392d2ac (このIDを非表示/違反報告)
johnny’s_ldh_love(プロフ) - 突然すみません！名探偵コナンっていつ頃更新しますか？ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 2e8392d2ac (このIDを非表示/違反報告)
にーにゃ - 突然すみません！名探偵コナンっていつ頃更新しますか？ (2019年12月2日 6時) (レス) id: 2e8392d2ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2019年7月28日 0時
