24話 ページ24
愛梨「これって紅葉さんと……」
蘭「服部君だよね……？」
コナンと愛梨と蘭はまじまじと写真を見つめた。
愛梨「指切りしてるね」
コナン「何の約束したんだろう……」
蘭「結婚の約束とか？」
三人はハハハ……と笑った。
コナン「こんな子供なのに？」
蘭「そんなわけないよね〜」
愛梨「そうだよ〜」
愛梨とコナンは、いや、と思い直した。
(アイツ割りといい加減なところあるし……)
蘭も同じことを思っていたのか、三人は顔を見合わせて、ハハハ……と苦笑いした。
すると、平次のバイクが病院の正面から入ってくるのが見えた。
コナン「平次兄ちゃんのバイクだ!」
蘭は持っていたパスケースを後ろに隠した。
蘭「さっきの写真のことは絶対に内緒だよ。特に和葉ちゃんにはね」
愛梨,コナン「うん」
コナンはスマホをポケットから取り出し、蘭の後ろに回ってパスケースに挟まれた男性の写真を撮った。
平次「何や、3人そろってお出迎えか？」
バイクに乗った平次がロータリーにやってくると、蘭はブンブンと大きく首を振り、前を向いたまま後ずさっていった。
平次「ど、どないしたんや？あの姉ちゃん」
コナンと愛梨がハハ……と苦笑いする。
すると、正面玄関の自動ドアから小五郎が出てきた。
小五郎「蘭、落とし物は届けたのか？」
蘭「う、うん」
蘭はパスケースを隠しながらロビーへ入っていった。
その姿を見送った愛梨は、バイクから降りる平次を振り返った。
愛梨「遅かったね。何か収穫はあったの？」
平次「いや、大阪府警もまだ混乱しとるようや。情報が集まったら大滝はんが連絡してくれることになっとる」
二人が話してるそばを、ボディガードを連れた阿知波が通りかかった。
すると遅れてやってきた秘書が、「会長!」と阿知波にスマホを差し出した。
「緊急の要件とのことで、電話に出ていただけないでしょうか？」
阿知波「ああ、かまわん」
阿知波がスマホを受け取ると同時に、小五郎がロータリーの前に出て来た。
小五郎「ったく、何なんだ？蘭のヤツ……」
阿知波「ああ、私だ……何？京都府警からっ？」
阿知波の言葉に、コナンたちは一斉に注目した。
阿知波「うん、それで矢島君が何やて……何!?殺され───!?」
(───!!)
コナンと愛梨と平次は顔を見合わせた。
コナン「愛梨!服部!」
愛梨「うん」
平次「ああ」
三人が阿知波の方へ走り出すと、
小五郎「お、おい!こら!お前らちょっと待て!」
小五郎も後を追った。
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マロン - 立て続けのコメント失礼します！から紅の恋歌のあとは紅の修学旅行書いて欲しいんですけどいいですか？二回目ですけど応援してます！頑張ってください！！ (2019年9月21日 20時) (
レス) id: 81eb5f8e4a (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - マロンさん» ありがとうございます！(泣) (2019年9月8日 2時) (レス) id: f5cfe9f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 夜にすみませんいつも楽しんで読ませてもらってます！瞳の中の暗殺者の「大切だからだよ！」ってセリフのところ、夢主ちゃん(愛梨ちゃん)かっこよすぎじゃん、えマジでかっけーってなって家族に変な目で見られましたρ(тωт`) ｲｼﾞｲｼﾞこれからも応援してます！ (2019年9月7日 21時) (レス) id: 81eb5f8e4a (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - 愁さん» 夢小説なので。ここでは夢主ちゃんが主人公なので新一くんの言葉をとるときはあります (2019年2月7日 20時) (レス) id: 8c299fa2e0 (このIDを非表示/違反報告)
さきっち(プロフ) - 愁さん» 新一くんは夢主ちゃんと付き合っているんですよ。蘭は新一より夢主の方が好きという設定です。一応設定に書いてありますけど (2019年2月7日 20時) (レス) id: 8c299fa2e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2018年9月2日 17時
