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4話 ページ4

光彦「正解ですっ!!さすがコナンくんと愛梨さんですネ〜〜ッ!!」

元太「おおッ!!」

笑顔で光彦と歩美がコナンと愛梨を見ていると元太が声を上げた。
元太の視線の先には先ほどコナンたちが見ていた飛行機をパシャパシャとカメラで撮っている一人の男の人。
コナンたちがその人を見ていると元太は男を指差して口を開いた。

元太「あれ、宍戸永明じゃねーか?」

元太の声に宍戸は愛梨たちの方を振り返るとパシャパシャと写真を撮ってコナンたちとは反対の方向へと歩いて行った。
その後ろ姿を見送った子供たちが揃って口を開いた。

元太,歩美,光彦「カッコイーー!!」

元太たちの様子を見て何処がカッコイイのかわからない愛梨は一人、首を傾げるのだった。





夕暮れ時。
博物館から帰って来た愛梨とコナンは事務所を通り過ぎ三階に上がると玄関のドアを開けて「ただいまーーっ!!」と声を上げた。
靴を脱いで部屋に入るとそこにはネクタイを締めている小五郎とその隣で小五郎の服を持っている蘭がいた。

蘭「お帰りなさい!」

コナン「あれ?おじさん、まだ支度してなかったのォ?」

蘭「お昼から麻雀やりに行って、今、帰って来たばかりなのよ…」

あきれたように蘭が小五郎に視線を向けると、小五郎は鏡でネクタイを確認しながら「ったく……」と呟いた。

小五郎「何で英理と食事なんかしなくちゃいけねーんだよ!」

その時テレビからアナウンサーの声が聞こえてコナンと愛梨は「ン!?」と顔を向けた。

『今日は、近く東都湾にオープンする海洋娯楽施設のアクアクリスタルのオーナー、旭勝義さんのお宅にお邪魔いたしまして色々とお話を伺いたいと思います……』

テレビには六十代の少しふくよかな男性がタバコを咥えながら映っていた。
その様子を二人が見ていると、蘭がリモコンでテレビをピッと消した。

蘭「愛梨ちゃん?コナンくん?」

コナン,愛梨「あっ!!」

少し怒っている顔の蘭を見て二人は顔を見合わせると、

愛梨「私たちも着替えて来る!!」

たッとその場から逃げ出すように自分たちの部屋へと駆け出した。





仏料理店『ラ・フルール』。
店のドアを開けた蘭は見えた人影に駆け寄った。

蘭「お母さん!ゴメン!!少し遅れちゃった!!」

その後ろをゆっくりと歩くコナンたち。
英理は蘭の姿を見ると笑みを浮かべた。

英理「いいのよ♡どうせ誰かさんが遅くまで麻雀でもやってたんでしょう?」

小五郎「フン!!」

分かり切ったような英理の言葉に小五郎はそっぽを向いた。

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users1717(プロフ) - 次回作楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: bf17222534 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きです (2019年4月18日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - どうなるあいりんちゃんコナン君続きが楽しみです (2018年5月12日 17時) (レス) id: cb293f2c0a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - あああどうするのあいりんちゃんが、コナン蘭おちゃん助けてだせるのかな、続きが楽しみです (2018年5月8日 8時) (レス) id: cb293f2c0a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが楽しみです!(*´ω`*) (2018年4月29日 23時) (レス) id: 86f93bcfe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきっち | 作成日時:2017年12月23日 23時

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