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25話 ページ25

すると後ろにいた白鳥が口を開いた。

白鳥「小山内奈々さんですよ、警部。人気モデルの」

目暮と小五郎が振り返ると白鳥は続けて新たに来た男性陣の名前を言う。

白鳥「あちらの3人は、向かって左から、エッセイストの仁科さん。カメラマンの宍戸永明さん。そして……」

ピーター「ピーター・フォードです。そちらのお2人は警察の方ですな。それに確か名探偵の毛利小五郎さん」

すると奈々が「え!?」と声を上げて小五郎を振り返った。

奈々「あなたがあの有名な名探偵さん?」

小五郎「ブォッホン!!」

わざとらしい咳払いに愛梨が呆れていると奈々は「わーっ!!本物見るの初めて!!」と声を上げて小五郎と仲良くピースをして「宍戸先生!撮って、撮って!!」と宍戸に写真をお願いしていた。
ゆるゆるの顔の小五郎を見てコナンと愛梨は(おいおい、さっきの怒りはどこ行った?)と心の中で突っ込んだ。

白鳥「こちら、ソムリエの沢木公平さんに、毛利さんのお嬢さんで蘭さん。それに黒瀬愛梨ちゃんと江戸川コナンくんです」

すると仁科は蘭の顔を見て「おや?」と声を上げた。

仁科「あなたは『これからも美味しい本を』のお嬢さん」

蘭「わあ♡覚えていてくれたんですか?」

嬉しそうに声を上げると仁科は軽くフッと笑った。

仁科「ワインも女性も、美しいと人の心に残るものなんですよ」

それを聞いていた愛梨が(はいはい)と顔を引き攣らせて心の中で呟いた。
(どっかの奇術師を思い出すわ)と頭に浮かべるのは白と黒の怪盗。

目暮「皆さん、旭さんに呼ばれているんですか?」

仁科「ええ、3時に」

奈々「私も3時よ!」

宍戸「警部さん、何か事件でもあったんですか?」

カメラでアクアクリスタルを撮っていた宍戸がそう言うと目暮は「ええ、実はですな……」と口を開いた。

奈々「ねえ、3時になっちゃう!早く行こうよ!!」

その奈々の言葉に目暮は自身の腕時計を見る。

目暮「そうですな。とりあえずレストランへ行きましょう!」

(あれ……?そう言えば、ここに集まった四人って)

コナンと愛梨が考えていると小五郎がアクアクリスタルへ行くためのモノレールを見上げた。

小五郎「アクアクリスタルへ行くには、モ、モノレールに乗るしかないのか」

みんながモノレールに乗ると、運転席に来ていた奈々が口を開いた。

奈々「あれっ?運転士いないじゃない?」

コナン「これ、スイッチを押すだけでいいみたい!愛梨見てくれ」

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users1717(プロフ) - 次回作楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: bf17222534 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きです (2019年4月18日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - どうなるあいりんちゃんコナン君続きが楽しみです (2018年5月12日 17時) (レス) id: cb293f2c0a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - あああどうするのあいりんちゃんが、コナン蘭おちゃん助けてだせるのかな、続きが楽しみです (2018年5月8日 8時) (レス) id: cb293f2c0a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが楽しみです!(*´ω`*) (2018年4月29日 23時) (レス) id: 86f93bcfe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきっち | 作成日時:2017年12月23日 23時

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