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勇気41% ページ1
あれから間もなく、一試合目が始まった。
私達は三試合目だからまだ時間がある。
うちのクラスの男子も、二試合目といっていた。
「はあ……」
「幸せ逃げるぞ」
「グゲっ」
「なんだよ、その色気も可愛げもない声。」
なんだ、衛輔か。
毎度毎度驚かさないでほしい。
ていうか。
「衛輔、色気のある可愛い子が好みなの？」
「はぁ!?なんでそうなんだよ!!俺が好きなのはおまっ……まごとが好きな女子だ!!」
なんと!!
不自然。半端ない。
大体おままごとが好きな女子なんて今どき……この年齢じゃいないでしょ。
好きな人、居るのかな……
いやいや、なんでこんなに衛輔の事気にしてんの!?
意味わかんない!!
まるで、
少女マンガの主人公みたいじゃんか。
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作者名：風丸蘭丸 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sayaka02211/
作成日時：2015年5月20日 21時
