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IV/蓮side ページ34
･
｢俺、目黒蓮っていいます。できれば、こっちで呼んでほしいです…｣
久しぶりに名乗った本名。
あのキャラだとなかなか業界でも友達ができず、
忙しさなどから地元の友達とも会えず、
しばらくの間、どこでも
『雪/SETSU』
として生きていたから。
だから、、
辰｢よろしくな、蓮。
ここでは何も気にしないで素でいてよ。敬語も苗字呼びもダメだからね｣
涼｢たくさん話聞かせてよ、蓮｣
ラ｢蓮くんっ、Brillerへようこそ！！｣
久しぶりに呼ばれた本名。
嬉しくて、嬉しくて、
涙が溢れ出した。
紛れもない嬉し涙。
微笑み交じりの。
｢あり、がと、ｸﾞｽｯ｣
これが俺がBrillerの9人目になった日の話。
ep6.蓮
〜fin〜
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作者名：莉 | 作成日時：2020年4月11日 9時
