Days like sunshine Ⅱ（iwfk/kj） (ページ9)

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～hikaru side～

康二がいるから車で出勤した。
駐車場に停めて、康二の手を引いて会社へ向かう。
途中、見知った顔と会った。

『おはようございます・・・・岩本さん・・・お子さん・・・？』

「あ、おはようございます。そうなんすよ。うちの息子です。康二、ご挨拶は？」

康「おはようございます！いわもとこうじです！4さいです！」

ペコっと頭を下げる康二。
挨拶された相手もつられて頭を下げるけど、ハトが豆鉄砲を食らったような顔してた。

『お子さんいたんですか？え？ってか、結婚してたんですか！？』

「うん。あー言ってなかったですからね。保育所連れてくんでまた」

康「また！！」

「康二は真似しなくていいよ。」

俺が子連れ出勤したことで社内が騒然となった。

「おはようございま～す。岩本です～今週よろしくお願いします～」

保育所の入口で声をかける。
保育士さんがビックリした顔で迎えてくれた。
いや、みんな驚きすぎでしょ(笑)

『広報部の岩本主任ですね・・・。えっと、お子さん・・・ですか？』

「はい。うちの息子の康二です。今週、うちのがどうしても仕事の都合がつかなくてお願いしました。ちょっと、人見知りの所があるんですがよろしくお願いします。
じゃあ康二、お仕事終わったら迎えにくるから、それまでここで遊んでてな？」

康「わかった！オレもがんばるから、ひかるくんもがんばってな？」

「おう」

俺と康二は前の時みたいに、グータッチでお別れした。
今週は定時で帰ります。残業なんて絶対にしません。