Days like sunshine Ⅱ（iwfk/kj） (ページ47)

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〜hikaru side〜

備品室の整理をしてたら、以前ノベルティで配ったアヒルの塩ビ人形が出て来た。
処分するのもったいないので、欲しい方いたらどうぞ。って言われたので
康二が喜びそうだなぁ〜って思いながら貰った。
家について見せると、案の定康二がめちゃくちゃ喜んだ。
ふっかがお風呂で遊んでいいって言われて、テンションが余計に上がってた。
ついでに俺も一緒に入ろうって準備したら、ふっかから入浴剤を渡された。

深「あんまり遊びすぎんなよ？」

「・・・ふっかも一緒に入る？」

深「入りたいけど、やることあっから康二よろしく」

『入りたいけど』って言うものすごいパワーワードに驚きつつ
ふっかなりの気遣いなんだろうなぁ〜と思った。

康「ひかるくーん！！はやく！！」

待ちくたびれた康二は真っ裸で仁王立ちしてお風呂の前で待っていた。

「ごめんごめん。はい、アヒルさん。あとこれね。」

入浴剤を渡すと『おれがいれてええのぉ！？』って喜んでいた。

「先にちゃんと洗ってからな」

いつもなら頭流すのを嫌がったりするのに、アヒルのおかげかスムーズに終わった。
あひるを湯船にザバーっとあけひとつひとつ風呂の縁に並べ始めた。

康「あーひかるくん、みてぇ！！これ、いっちゃんでっかい！！」

「だな。この子が隊長かな？」

康「たいちょう！？あひるたいちょうやねんな！！！！うわぁ！すっげー！！」

ずーっとテンション高く、アヒルで遊び続ける康二。
だけど、顔も体も真っ赤になってきたし、そろそろ出ないとのぼせるぞ。

お風呂出て、頭を体拭いたら麦茶飲もうか？・・・俺は、泡の出る麦茶にしようかな〜。
そう思いながら、呼び出しボタンを押した。