Days like sunshine Ⅱ（iwfk/kj） (ページ46)

今日:63 hit、昨日:270 hit、合計:340,035 hit

42 ページ46

〜tatuya side〜

時計を見ると19時を少し回ったとこで、そろそろ康二を風呂に入れて〜
なんて考えてたら、玄関チャイムが鳴った。

「康二〜照帰ってきたよ〜」

康「えー！ほんまぁ！？ひかるくーーーん！！！」

子犬みたいに玄関に走っていく康二。おしりに尻尾が見えるな。
照がドアを開けると待ち構えていた康二が飛びつく。

康「ひかるくーーん！！おかえりぃーーー！！！」

照「おぉ！康二〜。ただいま。」

「照、おかえり」

照「ただいまふっか。」

照は康二を片手で抱っこしたまま、反対の手で俺を抱き寄せる。

照「おかえりのチューは？」

「・・・手洗って、うがいしてから。」

ふふっって笑って洗面所に行きながら、康二に「はい、おみやげ」って袋を渡した。

康「おみやげぇ？なんやろー！！ふっかさぁん？あけてもええ？」

「康二にお土産なんだから、いいんだよ」

袋を開けると中からたくさんのアヒルの人形が出て来た。

康「わぁ！！！なんやこれぇ！！アヒルさんやん〜〜」

照「前にノベルティで配ったやつの残り。処分するって言うから貰って来た。」

大小様々な大きさの、塩ビ人形。これだけあれば、もうやるしかないっしょ・・・

「康二！このアヒルたちと一緒にお風呂入っといで！！」

康「えぇぇぇぇぇぇ！！！！ええのぉぉぉぉぉ！！！！！！やったーーーーー！！！！」

照「あ、じゃあ俺が一緒に入るわ。康二、お風呂の準備してこよう。」

照と一緒に大急ぎでお風呂の支度をする康二。
じゃあ、とミルキーブルーの色になる入浴剤を一緒に渡した。
2人がお風呂入ってる間に、俺は照の夕飯の準備をする事にした。