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康「あんな、ゆめでな？モンスターがおいかけてきてな？
オレ、はしってんねんけど、ぜんぜんすすまへんねん・・・・。
こわくて『わーーーー』ってなってな？そしたら、ふっかさんおらんかって・・・」
ギュって俺にしがみつく康二。
めっちゃ可愛い・・・・。
「照がいたろ？」
康「ひかるくんおったけど、ふっかさんがよかってん・・・」
「そっか、俺の気分だったのね？」
照がいたのに、俺の方が良かったって、照が聞いたらヤキモチ妬きそうだけど
俺からしたらすっごい嬉しい。抱っこする手にすこーし力を込める。
「あ、そうだ。康二、こんど怖い夢見た時は照に助けてーって言ってごらん？」
康「ひかるくん、たすけてーって？なんで？」
「照は康二の事大好きだし強いから、夢だったとしても助けに来てくれるよ。」
康「ほんまに！？」
「ほんとに。よいしょ・・・あっちで麦茶飲もうか？喉乾いたでしょ？」
康二を抱っこしたまま、リビングに移動して麦茶を入れる。
俺の膝の上で麦茶をコクコクと喉を鳴らして飲んでいた。
康「プハー！！うまいーー！！」
「そりゃよかった。」
康「ふっかさん・・・。ふっかさんも助けてくれる？」
「当たり前でしょー。なにがあっても康二を助けるよ？」
照「その前に、俺が2人まとめて助けるけどな」
康「ひかるくん！！！」
照「気づいたら康二いないから、びっくりしたよ。」
康「ごめんやでー。あんな？おばけにおいかけられてん。」
いや、あなた。さっき俺にはモンスターって言ってましたよね？
照の登場にテンションが上がる康二。
あーこれ、このまま寝ないパターンか？
幼稚園いけるかな・・・・・行けないだろうなぁ・・・
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作者名：桜那妃 | 作成日時：2023年8月10日 21時
