Days like sunshine Ⅱ（iwfk/kj） (ページ43)

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〜tatuya side〜

康二を寝かしつけて、仕事部屋に入る。
これが出来たらまた出社かぁ〜と思うと少し気が重い。
きっと、おれが同性愛者って広まってるんだろうなぁ・・・

俺自身が言われるのは全然いいのよ。別に。
だけど、照や康二の事言われたら我慢できるかわからない。
照の会社の人に俺たちのことバレたけど、みんなあんな反応するとは限らないし
大抵はうちの会社の子みたいに「キモい」って思うよね・・・・。

そんな事考えてたら、気持ちがどんどん落ちて来た。

「ダメダメ・・・考えない。なるようになる」

なるべく考えないようにして、画面に集中する。

しばらくすると、何となく視線を感じる・・・・。
時間を見ると、深夜2時。丑三つ時じゃね？
あーマジかぁ・・・って思いながら、俺ってそう言う人だったなぁなんて
ため息ひとつついて、意を決して振り向く！！！！！

「！！！！・・・なぁんだ・・・・どしたの？康二？」

ドアを少しだけ開けて、中を伺う康二がいた。

「目、覚めちゃった？いいよ？おいで？」

康二は以前の事があってから、この部屋には入ろうとしなかった。

康「ええの？？」

「いいよ。おいで」

両手を広げると、トテトテ・・・とやって来て、ポフッと俺の胸に飛び込んで来た。

「どうした？夢でも見ちゃった？」

頭を撫で、背中をぽんぽんしながら声をかける。
ま、おおかた目が覚めたら俺がいなくて寂しくなったんだろうけど。