Days like sunshine Ⅱ（iwfk/kj） (ページ32)

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〜hikaru said〜

「何これ？」

夕飯を食べながら差し出されたプリントには「保護者参観のお知らせ」と書いてあった。

深「今日、お便り帳に挟んであった。来週の土曜日だって。行くでしょ？」

「もちろん。ねぇ、幼稚園の参観って何すんの？」

深「わかんないけど、普段の様子見るんじゃない？
あ、あとここ。親子で何かレクやるみたい。」

自分が子供の頃のこと思い出そうとしたけどさすがに幼稚園の時のことはわからないな。
・・・レクか。体動かす系の事なら得意なんだけどなぁ。そうだといいなぁ。

参観日当日。
普段土曜日は幼稚園お休みなのに、登園しなきゃ行けない事に不満げな康二。

康「なんでようちえんいかなあかんのよ！きょうはおやすみとちゃうのぉ？」

深「普段はお休みだけどさ、今日は『参観日』って言って、お父さんやお母さんが
幼稚園でみんなどんな事してるのかなぁ？って見る日だから行くんだよ？」

康「えーそうなん？？ほんなら、ふっかさんとひかるくんもくるー？」

「おう、行くぞ？当たり前だろ？」

康「えぇーー！！！ほんまにぃ？ほんまにくるん？？やったーーー！！！！」

嬉しいのか、なぜかクルクル回り出す康二。
あんまり回り過ぎて目を回していた。

「康二・・・お前、幼稚園行く前に怪我すんなよ？」

康「ふへへへへへ・・だいじょうぶやで！！！
よーし！ほんなら、いっちょいってくっか！！！それー！！！」

深「康二！！帽子とバッグ！！！あと、1人で行かない！！！！」

玄関に向かって走り出した康二をふっかが止める。
今日は、バス停まで3人で行こうと言ったら、康二はめちゃくちゃ嬉しそうな顔をした。