Days like sunshine Ⅱ（iwfk/kj） (ページ23)

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リビングに入ると、ソファーに親父が座ってた。
母親はその横で、もう泣いていた。
久々に見る両親はなんだかひどく小さく見えた。

「ただいま。・・・ひさしぶり」

照「初めまして、岩本照です。辰哉さんと一緒に生活をしています。
こっちは、息子の康二です。康二、ふっかのお父さんだよ。ご挨拶できる？」

康「こんにちわ！ぼくのなまえは、いわもとこうじです。４さいです！！！」

母「いらっしゃい。康二くんって言うの？初めまして。」

康二は恥ずかしいのか、照の後ろに隠れて母親を伺っていた。

父「そんな所に突っ立ってないで、3人とも座ったらどうだ？」

「あ、そうだね・・・じゃあ・・・」

康二を真ん中に3人でソファーに座った。
母親と妹はお茶を入れてくると、席を立った。

照「ご挨拶が遅くなり、申し訳ありません。
本来ならもっと早くにご挨拶に伺わないといけなかったのですが・・・」

照が頭をさげる。それをみた康二もなぜか一緒になってぺこりと頭を下げた。

父「岩本さん・・・と仰いましたね。頭を上げてください。
頭を下げなければいけないのは、こちらの方なんです。
私たちが一番辰哉を理解してあげなければいけなかったのに。
頭から否定してしまった・・・・。
辰哉が帰ってくれない環境を作ってしまったのは私の方です。
辰哉・・・すまなかった・・・・」

親父が俺に向かって頭を下げた。