Days like sunshine Ⅱ（iwfk/kj） (ページ13)

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ついに、とうとう面接の日になってしまった・・・・。
なんだろう、クライアントに初めて会うって時より緊張してる。
だってさ、これが康二の社会生活第一歩な訳でしょ？
自分のことより緊張するよ・・・

照「ふっか〜、ネクタイどっちがいい？」

「右〜。右のが似合ってカッコいい。」

照「オッケー。ありがとふっか。ふっかもウロウロしてないで
早く支度しろよ？俺は康二の支度手伝ってくるから。康二〜服選んだ？」

康「えらんだー！これー！！」

康二が選んだのは、この間新しく買ったオレンジ色の服。
夏にオレンジ色のTシャツを買ってから、オレンジ色が好きみたいで好んで着てる。
照は茶系のスーツにシルバーグレーっぽい単色のネクタイ。
俺は、紺系のスーツに深いボルドーの織りでチェックっぽく見えるネクタイ。
照がカチっとしてるから、俺はふんわりとした雰囲気になるようにした。

照「じゃ、いこっか」

照の運転で幼稚園に向かう。
園長先生ってどんな人なんだろう？
ってか、そもそもこんな中途半端な時期から
受け入れてもらえるのだろうか？不安は尽きない・・・
そうこうしてる間に、俺たちは幼稚園に着いた。

康「ここどこー？？みどりえんちゃうなー」

「ここは、『エンジェルホーム幼稚園』だよ。この間話したでしょ？」

康「しょっかー！ここがそうなんかー。みどりえんににてるねぇ」

康二は好奇心丸出しで、あちこちキョロキョロしながら歩いていた。

照「康二〜手、繋いで〜」

照が声をかけると「はーい」と可愛い返事をして
トテトテ走ってきた。幼稚園の名前じゃないけど
うちの康二、天使だわ・・・・

そんな俺たちの様子を、園長先生が微笑ましくみてたのを知ったのは
もうちょっと後になってからの話。