【募集企画】東方幻想記録物語 14巻

その頃　雪村誠 ページ33

第十戦が盛り上がっていたこの頃。幻想郷に迷い込んだ、
男の子が居た。彼の名前は、雪村誠。

〜誠side〜

「いっ！､､､ここ、どこだよ､､､。はぁぁ」

ため息をつきながら、散歩する。

気がついたらこんな所に居た。

もう、2度と人とは関わらない。絶対に。

俺は、誰とも、馴れ合わない。

そう思わないと、

俺は、

人と関わらないのは、

辛いものしかない。

だから。

「人、居ねぇな。誰も。人っ子1人居ねぇ。」

そんなことを言いながら、警戒は怠らない。

一応刀持ってるし。

誰か来たらこの刀で脅す。

そしたら、絶対に誰も近付かない。

まぁ、能力使ってもいいけど。

能力を、使っても、使わなくてもいいが。

でも、絶対に誰にも、心は開かない。

もう2度と。

そう思うけど、

その誓いを破ることになるなんて、

この時は思わなかった。

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