. ページ27
，
斗亜side
“Aが好き。”
この気持ちを本人に伝える日は来ないだろう。
俺にとってAは特別な存在だ。
それは、Aにとっても同じだと思う。
ただ、“特別”に込められた意味がまるで違う。
俺はAのことを１人の女の子として大切に思っている。
でも、Aは俺のことを弟のような存在だとしか思っていない。
せめて、弟ポジから抜け出せるように日々努力している。
今日だって、別にそこまで難しい訳でもない問題をAと話したいが為だけに分からないふりをしてAの教室まで聞きにいく。
Aは、いつも少し面倒くさがりながらも分かりやすく教えてくれる。
まあ、分かってはいるんやけどね？
Aがぼーっとしてたから、聞いてる？って聞けば聞いてるよ。って。
完全に聞いてないやつの返し方やん。てかその後になに？って聞いちゃってるしな。
よくそれで聞いてるよ。なんて言えたな。
俺は、少しでも意識してもらえるようにできるだけAに体を近づける。
こんなことしても、距離感おかしいな。こいつ。って感じで終わるんだろうけど。
でも、A？少し赤くなった耳。
それは、期待して良いってことなの？
,
「てか、風雅くん私より頭良いんだから風雅くんに教えてもらえばいいのに。」
そんなことを考えている俺をよそに、少し呆れたように言うA。
そこで、俺は賭けにでることにした。
斗「………Aが良いの。」
恐る恐る目を開けると、少し頬を赤く染めて目を泳がせているA。
ねぇ、A。
俺は、期待しても良いの？
少しは自惚れても良いのかな？
,
更新頻度落ちてしまってすみません！
高評価・お気に入り登録お願いします！
リクエストも待ってます！
,
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sasa - みっちさん» コメントありがとうございます！ちょっとリクエストと違ったかなと思っていたのですが大丈夫でしたかね？この小説を続けることにしたときは、またリクエストしてください！ (2019年10月15日 1時) (
レス) id: 3f31b45e61 (このIDを非表示/違反報告)
みっち - 書いて頂きありがとうございます！とっても面白いお話でした。 (2019年10月14日 21時) (レス) id: a06392019f (このIDを非表示/違反報告)
千夏 - すみません(ToT)(ToT)漢字間違えてました…道枝君です すみませんでした(>_<) それとテスト頑張ってくださいね(^-^) (2019年10月1日 15時) (レス) id: eaba03314e (このIDを非表示/違反報告)
千夏 - sasaさん！！帰ってきてくれたんですね（泣）とても嬉しいです(^^*) リクエストの件で満ち江田君がお父さんになったということのシチュエーションは子供がいるときは子供の世話をするけど子供が寝ると甘えたになるというシチュエーションでお願いします！ (2019年10月1日 14時) (レス) id: eaba03314e (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - sasaさん» 私に至っては短編でも、落ち決めないで書きますよw (2019年9月30日 19時) (レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sasa | 作成日時：2019年8月9日 15時
