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拓哉くんに告白されたことを理解した時に一番最初に浮かんだのは“風雅”だった。
そのときに私は風雅が好きって気づいた。
ちゃんと言わなきゃ。
拓哉くんは返事はいいよって言ってくれたけど、自分の気持ちに気づいたのに返事をしないのは拓哉くんに失礼なだけだ。
ちゃんと伝えるんだ。
拓哉くんに風雅に。
斗「A！もう、５限もＨＲも終わったよ！」
「ん？ああ斗亜くん。」
斗「Aどうしたの？考え事？」
「うん。まあ、ちょっと。」
斗「てか、いいの？早くしないとニシタク帰っちゃうよ？」
「え？」
驚きを隠せない私に、いたずらっぽく笑ってみせる斗亜くん。
斗亜くんは最初っから全部分かってたんだね。
「行ってくるね。」
斗「いってらっしゃい。」
「拓哉くん、ちょっと来て！」
斗亜くんに送り出された私は、さっきの拓哉くんみたいに拓哉くんの手を取り走り出した。
拓「Aちゃん？どうしたの？」
「拓哉くんのおかげで、自分の気持ちに気づけたからちゃんと伝えなきゃと思って。」
拓「そっか。」
「私も拓哉くんのことは好きだよ。でもそれは友達としてで。拓哉くんが好きって言ってくれたときに一番最初に浮かんだのは風雅だった。」
拓「そっか。」
「うん。私、風「待って！」
「え？」
拓「そのさきは、今一番大切にしたい人に一番最初に聞かせてあげて。」
「……うん。ありがとう、拓哉くん。」
拓「ううん。ねぇ、Aちゃん。」
「なに？」
拓「これからも、友達としてAちゃんのそばにいてもいいかな？」
そんなのこっちのセリフだよ。
「もちろん！」
拓「ありがとう。多分、風雅まだ教室にいると思うよ？」
「…！……ありがとう！」
私は、拓哉くんに精一杯のありがとうを告げて教室に向かった。
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sasa - みっちさん» コメントありがとうございます！ちょっとリクエストと違ったかなと思っていたのですが大丈夫でしたかね？この小説を続けることにしたときは、またリクエストしてください！ (2019年10月15日 1時) (
レス) id: 3f31b45e61 (このIDを非表示/違反報告)
みっち - 書いて頂きありがとうございます！とっても面白いお話でした。 (2019年10月14日 21時) (レス) id: a06392019f (このIDを非表示/違反報告)
千夏 - すみません(ToT)(ToT)漢字間違えてました…道枝君です すみませんでした(>_<) それとテスト頑張ってくださいね(^-^) (2019年10月1日 15時) (レス) id: eaba03314e (このIDを非表示/違反報告)
千夏 - sasaさん！！帰ってきてくれたんですね（泣）とても嬉しいです(^^*) リクエストの件で満ち江田君がお父さんになったということのシチュエーションは子供がいるときは子供の世話をするけど子供が寝ると甘えたになるというシチュエーションでお願いします！ (2019年10月1日 14時) (レス) id: eaba03314e (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - sasaさん» 私に至っては短編でも、落ち決めないで書きますよw (2019年9月30日 19時) (レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sasa | 作成日時：2019年8月9日 15時
