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コンサートが始まると、会場は大歓声に包まれ
た。さっきまで一緒に話していたみんなが別人
のようにキラキラしていて、やっぱりアイドル
なんだということを改めて実感した。
それはもちろん流星くんもで、流星くんが何か
するたびに起こる歓声に嬉しくなるのと同時に
遠くに行ってしまったような気がして少し寂し
くなった。
無事コンサートが終わり、私は流星くんのもとへ駆けつけた。
「流星くん！お疲れさま！」
流「A、おつかれ。」
「流星くん、やっぱり元気ない？」
流「そんなことないで。」
「うそ。どうしたの？」
流「だって・・・やっぱりなんでもない。」
「なんでもなくない！流星くん、話して？」
流「・・・Aが大ちゃんたちと楽しそうに
話すから、、それに、可愛くなったって言われ
て喜んでるし､､､」
それだけ言って、顔を真っ赤にして黙ってしま
った。そんな流星くんが愛おしくて私は流星く
んに抱きついた。
遠くに行っちゃうかもなんて、そんな心配は必
要なかったかな。でも、流星くんに嫌な思いさ
せてたんだもんね。ちゃんと謝らなきゃ。
流「A？」
「流星くん、ごめんね。」
流「え？」
「だって、流星くんにいやな思いさせちゃった
から。気付かなくてごめんね。でも、誰に何を
言われても一番嬉しいのは流星くんだし、ずっ
と好きなのは流星くんだよ。そこは信じてくれ
る？」
流「・・・Aは、大人やね。」
「そんなことないよ。」
流「ううん。大人やで。僕なんかよりずっと大
人。こんなことで怒ってごめん。Aのこと
は信じてるし、そこを疑ったことは一度もない
で。」
「流星くん。」
流「ん？」
「だいすき。」
流「僕も。」
流星くんは、ふわっと優しく笑った。
「流星くん、ずっとそばにいてくれる？」
流「もちろん。でも、Aのその笑顔を見せるのは僕だけにしてな？」
「りょーかい！」
END
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香織(プロフ) - とってもキュンキュンしました^_^ (2021年10月24日 21時) (
レス) @page14 id: 5c4239f20e (このIDを非表示/違反報告)
airi - すごくキュンキュンしました！ (2019年11月18日 16時) (レス) id: bb81ed9270 (このIDを非表示/違反報告)
sasa - いちごさん» わー！ごめんなさい！ご指摘ありがとうございます！直しました！今後ないよう気をつけます！ (2019年8月18日 23時) (レス) id: 3f31b45e61 (このIDを非表示/違反報告)
sasa - 藍俐さん» ありがとうございます！そう言っていただけて、嬉しいです！ぜひ、よろしければリクエストもしてください！ (2019年8月18日 23時) (レス) id: 3f31b45e61 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ページ45とかの西村拓哉の字が拓也になってます (2019年8月18日 0時) (レス) id: ccf031a419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sasa | 作成日時：2019年7月19日 23時
