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「植野、なんでもかんでも勝手に決めつけんなよ…」
決めつけているのは石田も同じ
「石田くん、その言い方は……」
「佐原、やめろ。また逃げて後悔すんだろ？弱虫だって」
あぁ。私の言ったことは無意味だったの？
「どうしちゃったの？石田君」
……元に戻ってしまった
否、そう、演じているんだ
弱々しい声だが、みんなを突き放そうと昔の自分を演じているんだ
「川井、喋るな。ただお前は自分が可愛いだけなんだよ」
それには一理ある
川井は自分の過去の悪事が真柴を前に明かされ、焦っているのだ
「やしょー？お、俺はお前の味方だから」
永束くんが割り込んで、そう言う
無駄よ、石田に何を言っても
「俺のこと知らないくせに味方とか言ってんじゃねーよ…」
ヤケになってる
また、耳を塞いでしまっている
「金柳も、要らないことは言うなよ。守りきれなかったのはお前じゃねーか……」
「私にそれは通用しないよ。私は守ろうとはしていない。人間として当たり前の感情を持って、その通りに動いているだけ」
「っ！？」
石田は予想外の答えに動揺した
「もういや！私帰る……！」
呼び出したのは貴女でしょう
「やしょー。大丈夫、俺は気にしてないからな」
「しょーちゃん、『またね』」
永束くんもみよちゃんも悲しそうな顔で帰路につく
「ごめん、石田、私来なかった方が良かったな」
植野は俯いて表情が分からない
「石田くん。酷すぎるよ」
真柴がそう声をかける
石田はその言葉で顔を上げる
「部外者の癖に、口を挟むな」
真柴は私に目を向けそれから後ろをむく
「友達に慣れたと思ってたのに」
そう言って歩き出す真柴
「石田、無理してそれ、やっても私には筒抜けだよ」
私も一言だけ言い、真柴を追いかける
真柴と無言で歩く
前方にはとぼとぼ歩く川井や植野
すぐに追いついてしまう
四人で歩いている形になる
川井は泣いており、植野は俯いている
あぁ、どうしたものか
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さむつむ(プロフ) - こんばんは！聲の形でははっきり出ていない、傍観者という視点なのがすごく面白かったです！作者さんと同じでゆづる推し、 ↓の方と同じで、島田くん推しです笑 遊園地の時、出ててとても嬉しかったです！ (わがままを言うと、島田くんの小説も書いて頂きたいくらい！) (2020年8月3日 22時) (
レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)
松茸大根太郎←一応女です(プロフ) - 凜月。さん» しかも小学生の時の萌え袖がほんとに可愛い (2019年1月1日 23時) (レス) id: 1634012cdc (このIDを非表示/違反報告)
凜月。(プロフ) - 松茸大根太郎←一応女ですさん» 島田くんヤバいですよね！小学生は可愛くて高校生カッコイイとか！ (2019年1月1日 23時) (レス) id: 3a160a326d (このIDを非表示/違反報告)
松茸大根太郎←一応女です(プロフ) - tってもおもしろかったです！私島田推しなのででてて嬉しかったです！ (2019年1月1日 21時) (レス) id: 1634012cdc (このIDを非表示/違反報告)
凜月。(プロフ) - ゆめさん» 基本的にみんな好きですけどゆづる好きです！ (2018年12月2日 12時) (レス) id: 3a160a326d (このIDを非表示/違反報告)
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