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『…………うん。帰、る、。』
稜雅さんは振り向いた
いいの?という顔をしていた
私は何も言わずに俯く
カイ「邪魔。」
カイは稜雅さんに、そう吐き捨てると、満足そうな顔をして私に近付く
稜雅さんはただただ立ち尽くしている
カイは私の頭をポンポンとすると、当たり前のように私をお姫様抱っこした
カイ「落ちると危ないから掴まってて」
手をカイの首に回す
カイはニコッと笑って、いいこ、という
カイ「悪いけど、お前に勝ち目ないから。」
「……」
稜雅さんは何も言わずに俯いたままだった
カイは私を抱っこしたまま走る
そっと稜雅さんの方を見ると
目が合った
稜雅さんの目は悲しそうに見えた
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さや(プロフ) - みく@企画垢さん» すみません(><)忘れていました (2017年7月28日 14時) (レス) id: dbf503df7c (このIDを非表示/違反報告)
みく@企画垢(プロフ) - オリジナルフラグを外してくださいね (2017年7月28日 1時) (レス) id: e89ce37d74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さや | 作成日時:2017年7月26日 18時