7色と魔王 (ページ1)

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プロローグ～始まり～ページ1

？？：う～ん…なんか納得できないのよね…
？？：そう言われましても…もう女王陛下に来ている方はいません…
女王：朔！だって、あと少しで魔王が攻めてくるのよ？
朔：そう言っても優秀な方はもう女王様が捨ててしまったんですからねｼﾞｰ
女王：ｳｯ
ｷﾞｲｯ
突如、琥珀の眼をした金髪の女性が現れた
朔：誰だ？！
女王：朔…貴方は引っ込んでて！
　この人からはとても強い魔力を感じるわ…
？？：こんにちは
　魔王討伐に手伝いに来た者です
女王：なっ！もう、志願者はいないはず…！
？？：いや～
　ちょっと手違いで私のことをみんな忘れてたんですよ～
女王：まず、名を名乗りなさい
？？：改めましてこんにちは
　 7色の琥珀の名を持つ、シリアです！
女王：な、何をいっているのですか？
　 7色といえば、あの選ばれた魔術師なのよ？
シリア：だ～か～ら、その選ばれた魔術師ですってば！
女王：それでは魔王討伐をお願いいたします。
シリア：わかりました！
　それでは行ってきます！
こうして、7色の琥珀の名を持つシリアは7色の仲間と共に魔王を倒したのであった。
これは今も実話として受け継がれている。
だが、ある一部の家系にしか受け継がれている秘密のことがある。
それは…
シリアは子孫を残した後、魔王の呪いによって死に至った…
そして、その子孫はいまだ残っているらしい…

琥珀色の眼をしているのはその子孫の中でもシリアと同じぐらいの魔力をしている者だけらしい…