299話 ページ10
ババ様に許可を取り、皆の場所に戻ると…
何故か少し怒っているような信乃がいて…
紗綾「どうしたの信乃?」
信乃「なんでもねぇ、帰ろ紗綾」
紗綾「ええ、佳穂貸して」
信乃「ん」
佳穂を抱っこしていて屋敷へ
の、前に私がババ様の所に行っている間、信乃は…
「今日佳穂居ないの?」
信乃「あぁ、紗綾が今日1日預かるって」
「いいなぁ、紗綾先生と一緒に寝れるんだ」
信乃「そうだろうな」
「俺も行きてぇなぁ」
信乃「あのなぁ、泣き疲れるまで泣いた佳穂をこのままここにおくのがイヤで連れていくんだから少しは考えろよ」
「はーい」
と言うわけで怒っていたようで、そんなことを話しながら屋敷へ着いた
紗綾「今夜は部屋で食べるから二人分持ってきてもらえる?出来ればスプーンナイフフォークを使わないで食べれるものがいいわ」
金弧「わかりましたぞ」
紗綾「じゃお願い」
部屋へ戻り、ベッドに佳穂を下ろし…
数分後…
コンコン
紗綾「どうぞ」
信乃「紗綾?」
紗綾「どうしたの信乃?」
信乃「俺も一緒に食べようと思って」
紗綾「おいで」
トレーには信乃のご飯と五弧から受け取ったのかパンやおにぎりがのっていた
佳穂「んん、」
紗綾「あ、目が覚めた?」
佳穂「お母さん?」
紗綾「そうよ、ご飯出来たから食べましょ?」
佳穂「ここどこ?」
紗綾「私が住んでる部屋よ」
信乃「俺も居るぞ」
佳穂「信乃先生?」
紗綾「信乃は違う部屋だけど同じ屋根の下の住んでるの」
佳穂「そうなんだ」
紗綾「お腹すいたでしょ?どうぞ」
パンを佳穂に渡して、一口食べると…
佳穂「…温かくて美味しい」
紗綾「良かった、おにぎりもあるからゆっくり食べましょう?」
佳穂「うん」
紗綾「…ねぇ佳穂?自分で字が読みたいのよね?」
佳穂「うん」
紗綾「点字、覚える?」
信乃「あ、それ俺も考えてた、点書いてそれを覚えれば佳穂でも字が読めるぞ」
佳穂「ほんとに?佳穂も字が読める?」
紗綾「ええ♪」
佳穂「覚える、佳穂に点字を教えて?」
信乃「おう!」
嬉しそうに佳穂が笑い…
紗綾「さぁ、温かいうちに食べちゃいましょう」
そして3人でご飯を食べ…
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紗綾(プロフ) - ソラさん» いつもありがとうございます(^^)ほんとたまにしか更新しなくてごめんなさいっ!頑張ります! (2015年9月17日 22時) (レス) id: df10f9240e (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 次の更新楽しみにしてます!! (2015年9月17日 22時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 久しぶりの更新有難いです!! (2015年6月19日 16時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 全然大丈夫です!(*`ω´)♭ (2015年1月1日 20時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
Saya(プロフ) - みおさん» アンケートを取っているので終盤近くなったら締め切ってその人とエンドを向かえようと思ってるので…ご要望に添えずすみません(..) (2015年1月1日 20時) (レス) id: 8156c56118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2014年11月30日 21時