３２５話 ページ36
莉芳の後に部屋に入り扉を閉め、振り返ると
ギュッ
紗綾「莉芳…？」
莉芳「…遅い」
紗綾「ごめんなさい」
莉芳「……おかえり、怪我はないか？」
紗綾「大丈夫よ」
私を抱きしめる腕に力が入った莉芳の背中にそっと腕を回し
紗綾「心配してくれてありがとう、私ならほんとに大丈夫だから」
莉芳「…お前はいつもそうやって」
紗綾「ほんとに今回は怪我してないから…疲れから熱出しただけ」
莉芳が私のおでこを触り
莉芳「平気そうだな」
紗綾「ええ、荘介と信乃、みんなが看病してくれたから」
莉芳「そうか」
紗綾「…いつも心配かけてごめんね」
莉芳「全くだ」
紗綾「う…」
また強く抱きしめられて
莉芳「紗綾に何かあれば私は八房とどこにでも行こう」
紗綾「うん…ありがとう、いつも私を大事にしてくれて」
莉芳「私が勝手にやっているだけだ、それに紗綾だから私はそうするんだ」
紗綾「私だから？…っ！／／／」
莉芳「紗綾でなければ私はこんなに心配などしない」
紗綾「り、莉芳…／／／」
莉芳の顔が近くてどうすればいいかわからなくて瞳をさ迷わせていると…
コンコンッ
ノックの音を聞いて莉芳は私を離してくれて
莉芳「入れ」
ガチャ
焔「終わった書類持ってきたぞ、って紗綾？顔が真っ赤だぞ？」
紗綾「何でもないっ／／／」
そう言って部屋を出た
紗綾「…もう／／／…莉芳のバカ…／／／」
廊下を歩いていると…
「姫様っ！」
紗綾「ん？」
後ろを振り向くと…
紗綾「黒弧？どうしたの？」
黒弧「お食事はどうなられますか？」
紗綾「あ、もしかしてわざわざそれを聞くために探してくれてたの？」
黒弧「はい！」
紗綾「ごめんね、先に伝えとけばよかったね…じゃあ何か軽く食べれるものとスープをお願い、あと信乃が起きた時のために何か用意しておいてあげて？私要たちの所にいるから」
黒弧「かしこまりましたぞ！」
そう言って黒弧は行ってしまい、私も要たちの所に向かった
ガチャ
要「ん？莉芳との話は終わった？」
紗綾「ええ」
要「そう、あ、黒弧とは会った？」
紗綾「会ったわ」
要「なら良かった」
紗綾「そういえば浜路は？」
要「浜路ならお風呂だよ」
話をしていると…
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紗綾(プロフ) - ソラさん» いつもありがとうございます(^^)ほんとたまにしか更新しなくてごめんなさいっ！頑張ります！ (2015年9月17日 22時) (
レス) id: df10f9240e (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 次の更新楽しみにしてます！！ (2015年9月17日 22時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 久しぶりの更新有難いです！！ (2015年6月19日 16時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 全然大丈夫です！(*`ω´)♭ (2015年1月1日 20時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
Saya(プロフ) - みおさん» アンケートを取っているので終盤近くなったら締め切ってその人とエンドを向かえようと思ってるので…ご要望に添えずすみません(..) (2015年1月1日 20時) (レス) id: 8156c56118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2014年11月30日 21時
