320話 ページ31
空には双竜が姿を現した
信乃「なるほど」
紗綾「綺麗な双竜ね」
信乃「あぁ、1つになった方がカッコいいじゃん」
やな「やなの印が…」
紗綾「本来やなは宿主の願いを叶えるのが役目なの」
信乃「ご苦労さん、あとは好きなところに行きな」
「既にその力はない、新たな宿主の体で眠れると良いのだが」
信乃「えっ!?俺はムリムリ!村雨居るし!」
紗綾「…私でも良いけど、あなた方が力をつけても良いなら」
「ありがとう巫女姫、だがそれでは願いを巫女姫の願いを聞き届けなればならない」
紗綾「私の願いは…命にかえても大切なものを守る力と強さが欲しい」
信乃「紗綾…」
「それはならぬ、巫女姫」
焔「そうだな」
紗綾「焔、みんな」
精霊たちが帰ってきたと思ったら本来の姿に戻っていて、一斉に光だし、人の姿に
七海「紗綾はもう自然の一部なんだよ?」
翼「紗綾が消えれば僕たちは解放され、それぞれの役割をまた一人で果たさなきゃならない」
真央「でもあたしたちはそんなの望まない、紗綾と一緒に自然を守っていきたい」
紗綾「みんな…」
焔「俺たちはお前の為に契約しここにいる、居なくなるな俺たちの前から」
紗綾「…ありがとう……ごめんね双竜、私はあなたを私の中で眠らせてあげることは出来ないわ」
「そうか…ならば我らは消えるしかない」
信乃「しっかたねぇなぁ…蒼!居るんだろ!出てこい!」
やな「あなたは!」
蒼「まさか今更力の弱ったやなを引き取れって?」
信乃「元々お前が土地神を殺したのが始まりだろ!」
蒼「信乃と紗綾が可愛くお願いしてくれたら聞いてあげてもいいよ」
紗綾「なんで私まで…」
信乃「蒼、頼むな♪」
万勉の笑顔で蒼に言った信乃に私は…
紗綾「はぁ……蒼、お願い」
微笑んでそう蒼に言うと…
蒼「っ………なんか物凄く不本意だけど」
片手を空に向け、双竜は蒼の中に…
蒼「この貸しはいつか返してもらうけどね」
信乃「貸し?」
蒼「今度こそ荘介を殺しに行く、とか」
信乃「お前、誰に向かって言ってんの?」
村雨を蒼に向け…
信乃「そのときは容赦なくお前を叩き斬る」
紗綾「もちろん私もね」
蒼「そうゆうと思った」
そう言って背を向け歩き出す蒼に…
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紗綾(プロフ) - ソラさん» いつもありがとうございます(^^)ほんとたまにしか更新しなくてごめんなさいっ!頑張ります! (2015年9月17日 22時) (レス) id: df10f9240e (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 次の更新楽しみにしてます!! (2015年9月17日 22時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 久しぶりの更新有難いです!! (2015年6月19日 16時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 全然大丈夫です!(*`ω´)♭ (2015年1月1日 20時) (レス) id: 68ffc048dc (このIDを非表示/違反報告)
Saya(プロフ) - みおさん» アンケートを取っているので終盤近くなったら締め切ってその人とエンドを向かえようと思ってるので…ご要望に添えずすみません(..) (2015年1月1日 20時) (レス) id: 8156c56118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2014年11月30日 21時