検索窓
今日:14 hit、昨日:11 hit、合計:911,185 hit

消した記憶を夢に見る ページ31

_とある日、不思議な夢を見た。
それは、とても残酷で、蒸し暑くて、青かった。


過去に何度か感じた、懐かしさもそこにはあった。





「お前の___は俺が_した」



『…は?』



「悲しいでちゅか?なんつってな。」



誰だこの男…



「そこにいるし、見れば分かんだろ?」




誰がいるの…辺りを見渡しても誰もいない。





「そして、お前もここで(ころ)す」




『…許せない』


無意識に、そう呟いていた。
でも私は今、何に許せないでいるのか分かっていない。



まるで、今だけ自分が2人いるみたいだと思った。



心のどこかで殺気立ってて、悲しんでて、


心のどこかで自分自身を客観視してるような、そんな感じ






自分でも認識できない怒りや憎悪、
殺気はふつふつと湧くばかりで…



口は勝手に動く___






『" REVERSE ROTATION TECHNIQUE(術式反転)

Mars() "』






『 " Maximum output SUN(最 大 出 力 極熱) "』






私は怒りに狂い、呪いを呪力と変換したのか、
術式反転…更には最大出力の技も難なく出すことができた


そのあと、それはもう耳が壊れそうなほど大きな音がした





周りは全部消えた



でも、アイツは生きてた





生存(それ)を見た時、また私は殺気立った


私は技を出しながら血反吐まで吐いたのに


死にそうなくらい辛いのに



オマエが死ぬ事が、何よりの安堵なのに


あの人が生き返ることが、何よりの願いなのに






「ハハッ!!チビのくせにバケモンかよ!!
こんなのがこの狭い世界で知られてなかったなんてな!!」






お前は【生きてる】




『黙れ』



「口と呪力(チカラ)だけだな、達者なのは」



『……!』





この人…もう私の背後に…。




「背中…









『ガラ空き』」









あれ…私、なんでこの人の言うこと、


私が知って__








ソイツに背中を刺された瞬間、あぁ、死ぬな…と悟り

ゆっくり後ろに倒れていくのを感じる。


…_最後の視界にうつる私の手は小さかった。







「__6歳のガキ…あいつと同い年かよ」




あいつ…ってだれ? 誰と重ねて見てるの?






「殺すのはやめにしといてやるよ」




待ってよ…あの人が死んだのなら私も殺して…



__

『兄が術式使えたときも高専生だった』

__











あれ。


ドサッ
_______



____

__







『ッッ!!……はぁっ…はあ…』

見なかった?→←おつかれサマンサ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (349 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1310人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (7月8日 15時) (レス) @page33 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 絵がうますぎます! (6月8日 6時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
松野星月(プロフ) - 続き楽しみ!早くみたい (2022年12月30日 12時) (レス) @page37 id: 7e5eb61c5c (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 最後不意打ちでナナミンの「シスコンはクソだ…」にまじで吹いてしまいましたwww笑いを提供してくれてありがとうございます! (2021年12月28日 22時) (レス) @page48 id: dd9bdc737b (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ariaさん» 笑ってもらえて良かったです!笑笑 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 6023f727dd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:saya20071025 | 作成日時:2021年1月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。